むーん(・ω・)

(`・ω・´)

海新山@学芸大学

2006年12月13日 19時24分02秒 | ラーメン
本日は新宿のラーメンではなく、過去に食べたラーメンの回顧録をば。
なぜかと言うと、社長がランチの中で喜久藏ラーメンを作っていた時に、とある店名を出しまして。
いや~、懐かしいな「海新山@学芸大」と(・ω・)
このお店、かれこれ10年近く前から通ってましてね。
最近は足が遠のいているため、回顧録となる次第なのでございます(;´ー`)


東急東横線・学芸大学駅を降りたら、ガード沿いを中目黒から見て右手側を戻るように道路に沿って直進。
少し歩くと駒沢通りに出るので「五本木」交差点を右折し、東横線ガード下にある派出所が見えるところまでスタスタと。
派出所そばに案内の看板があるので、その先にある路地を左折。
すると見えてくる「古式中国料理」の怪しげな謳い文句。
そこが知る人ぞ知る「海新山」。
徒歩にして約10分弱といったところでしょうか。

初めて訪れる人は一瞬、躊躇うような入口。
中に入れば丸テーブルがひとつに、3人がギリギリ座れるカウンター。
それと座敷。
お世辞にもオサレな店内ではありませぬ。
つか、むしろ怪しさ満点だし(;´ー`)

最近は貼り紙も多いようですが、以前は割とスッキリしてましてね。
コラーゲンラーメン(1000円)超コラーゲンラーメン(1500円)は隠しメニューとして存在してたのですよ。
コラーゲンは上ラーメンとして、超コラーゲンは上上ラーメンなる名称で。

そして今は無くなってしまった特上ラーメンなんてのもあったしね。
ちなみに、上上ラーメンは当初2000円だったのだけど、マスコミへの露出が多くなってきた頃から1500円に値下げ。
「素材の質も少し落ちたから値下げもしたんだよね」とは店主の弁。

メニューにはけっこうな品数が書かれていますが、一品物は前日予約じゃないとダメだったり。
当日に行って食べられるのはラーメン、チャーハン、餃子、揚げワンタンといったところ。


えー、このお店は狭いので予約電話を入れておくのが無難です。
でもって、料理が出てくるのはかなり遅いです(;´ー`)
ラーメンは手間暇かかるので、すごい時は30分近く待たされます。
俺が頻繁に行ってた時は平均して15分以上は待たされたものですよ、ええ。
で、これが超コラーゲンラーメン

具は豊富で2種類の肉、メンマ、天草、ほうれん草、切りコブ、三つ葉、海苔(3枚)といった感じ。
丼の右側にある緑の塊は熊笹の粉
見た感じ、かなり謎なラーメンですね(・ω・)
100種類近い漢方食材に豚、蟹、あさり、しじみ、煮干し、スルメ、野菜などの素材をゼリー状のコラーゲンにして、醤油だれには酸味のある特製醤油を使用。
ボールに入れてある灰色のコラーゲンを見せてもらったり、特製醤油を味見させてもらったけど、謎の食材の集合体ってな趣ですよ、ハイ。


2種類の肉のうち、ひとつは角煮のような感じ。
しっかり味が染み込んでいて、パサッとした歯応え。
もうひとつの肉は紹興酒他に浸した後、さっと焼いたもの。
ミディアムレアで柔らかく、不思議な風味があって非常に美味しかったり。
天草はノルウェーから空輸したものを使っているそうな。

スープは一口で言い表せないような不思議な味わい。
あっさりめでものすごく美味しいんだけど、複雑に味が絡み合ってて判別不可能。
魚介寄りベースだとは思うのだけど…。


個人的にはものすごくツボな味だけど、好き嫌いは分かれそうな予感。
俺は決して味覚に優れているワケじゃないけど、味のベースがわからなかったラーメンはここだけ。
そして、それがとっても美味しく感じたのは事実。
ネックなのは値段の高さ。
やっぱ1杯1500円は考えちゃうよね、美味しくても…(;´ー`)


・・・・・・・・・・【個人的評価】・・・・・・・・・・
具の構成 :2種類の肉、メンマ、天草、ほうれん草、切りコブ、三つ葉、海苔(3枚)、熊笹の粉
味の傾向 :醤油

ボリューム:(少)★★★☆☆(多)
スープ濃度:(薄)★★★☆☆(濃)
脂の量  :(少)★★★☆☆(多)
麺の太さ :(細)★★★☆☆(太)
茹で加減 :(柔)★★★☆☆(固)

店の雰囲気★★☆☆☆
お得感  ★★☆☆☆


【店舗情報】
●海新山(かいしんざん)
住 所 :目黒区五本木2-53-8 
電話番号:03-3719-7678
営業時間:12:00~15:00 18:00~22:00
定休日 :水曜