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携帯電話

2012-12-15 11:37:13 | ウェブ(web)・IT
携帯電話って、長くて言いにくい単語です。
だから、「ケータイ」と略されるようになりました。

この「ケータイ」というのは、初めて聞いたときには衝撃的な略し方だと感じました。
略し方と言うのは、近畿日本鉄道を「近鉄」、留守番電話を「留守電」というようにそれぞれの単語の頭の部分をつなげて略すと言うのが”伝統的な”略し方ですから。


さて、携帯電話は、移動しながら通話ができる電話サービスです。
そして、携帯電話端末と基地局との間に無線通信、つまり電波を利用した通信サービス網の一部です。
モトローラが開発したと聞きました。


私が初めて見た移動体通話端末は、車載電話でした。
今思えば、車のトランク辺りに(当時の自動車は、特に自動車電話を積む車はセダンタイプが多かった)アンテナを付けて、バッテリーから電源をとる、大掛かりなシステムですね。VIP車に必須のアイテムでした。
ショルダーフォンというのも、TVで見た記憶になるのですが、実物を見ることはありませんでした。
1980年代の話です。


同じ1980年代に流行ったモバイル端末は、ポケベル(「ポケットベル」の略)でした。
携帯電話のような双方向通信を行なうものではなく、受信専用の端末です。
メッセージは固定電話から発信するものでした。


手に持つタイプの携帯電話を見始めたのは、1980年代の終わり頃だったと思います。
うちにも1台ありました。初期費用が高く、端末も今のものと比べると大きめ。
1日使うには予備の大型バッテリーを使う必要がありました。アナログ変調です。

しかし、便利さは格別のもの。
出先で連絡がとれると、商売をやっていれば、他に先駆けて受注できるし、納品の連絡を入れることも出来ます。
問い合わせの連絡や、交通情報の交換など世界が変わりました。画期的です。
日本では許可されないCB無線やパーソナル無線の利用者が減り始めた時期と重なります。


その後の進化は目を見張るものでした。
電話通信機能だけでなく、アドレス帳管理、着メロ、インターネット、ショートメール等、いまのスマートフォンになると世界の広がり方は半端ではありません。


もはや、携帯電話ではなく、「携帯端末」。
その意味では、曖昧と思えた「ケータイ」が「携帯端末」をも意味する素晴らしい略語のように思えますね。
もっとも一方では「スマホ」という単語も生まれていて、進化はとどまることを知りません。






キーワード:携帯電話ケータイ携帯端末自動車電話ポケベルポケットベル

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