GameSprit

自転車やMac・AppleScript、映画・小説やドラマのレビュー、備忘メモ・クイズなどを置いています。

新潮の朝日新聞阪神支局襲撃事件

2009-04-19 07:21:52 | 社会
「物証なし」「裏付け不足」=編集長が謝罪-朝日襲撃「手記」・週刊新潮(時事通信) - goo ニュース

朝日新聞阪神支局襲撃事件とは、1987年5月3日午後8時15分に、兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局を散弾銃を持った男が銃撃し支局の記者らを殺傷した事件で、時効成立済みです。

週刊新潮はこの事件の「実行犯」を名乗る男性の手記を掲載しましたが、週刊新潮の編集長は「証言はほぼ真実と確信していたが、結果として誤報になった。申し訳ない」と謝罪したそうです。


男性と事件を結び付ける散弾銃などの物証も見つかっていなかったそうですし、証言の裏付けもとれないという、大々的に記事を載せた割には杜撰としか言いようがない姿勢ですね。いつもそんな姿勢で記事を書いていたのかな?

うわさ系やTVのバラエティー番組じゃないんだから(ひょっとして、そうなの?)根拠が証言だけで載せるのはいけませんね。
以前にみた『ニュースの天才』という映画を思い出しました。


『ニュースの天才 (SHATTERED GLASS,2003年)』(ニュースの天才 - goo 映画)は、大統領専用機内に唯一置かれている米国で最も権威のあるニュース雑誌にスクープを連発してきた若手スター記者が、記事捏造を疑われる... というものです。

映画のネタバレですが、映画の中のニュース雑誌編集局には、記事の信頼性を高めるために内容をチェックする機能があったのですが、ヘイデン・クリステンセン(Hayden Christensen)演じるスティーブン・グラスは そのチェック機構を掻い潜って捏造記事を掲載したのです。

新潮の方はチェック機構は無いに等しいようですが。やはり、会社として記事の信憑性を高めるしくみは必要ですね。



Shattered Glass








最新の画像もっと見る

post a comment

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。