PM2.5が中国から飛来
中国で、呼吸器系疾患を引き起こすPM2.5（微小粒子状物質直径2.5マイクロメートル）が滞留していたのが、日本にも飛来しているそうです。
中国のPM2.5の状況
中国では、北京でPM2.5の基準濃度越えが27日となり、その影響が国土の1/4に広がって、6億人に影響を与えています。
Baiduでも北京咳（Beijing Cough）と紹介されています。
北京咳（Beijing Cough），是居住在北京的外国人易患的一种呼吸道症候，主要表现为咽痒干咳，类似外国人水土不服的一种表现，即来到北京就发作，走了就会好。 这一现象一方面由于北京干燥的气候，另一方面也是由严重的空气污染造成。北京咳是老百姓、特别是外国人的一种说法，并不是一个医学名词和学术概念，也没有一个定义和确切的症候群。“北京咳”的叫法，已经在外国人中间流传了十余年，2013年1月初，“北京咳”竟被外国人白纸黑字地印入了旅游指南。
(北京咳_百度百科)
PM2.5の発生原因
原因は、経済発展に伴う自動車台数増加による排気ガス量アップ、工場の操業によるばい煙、寒い日が続いたための暖房用の石炭消費アップによる排出だそうです。それが北京を中心に、風が弱かったため大量に滞留したためです。
しかし、普段からどれだけPM2.5を排出していたのかが気になりますね。今までは滞留しないときは、偏西風に乗ってその都度、日本に飛来していたのではないかと思わざるを得ません。
PM2.5大量発生後の中国の状況
中国では、空気清浄機が売れているそうです。パナソニック、シャープ、ダイキン工業が空気清浄機を増産しています。
日本では、環境省が緊急行動計画を策定しています。PM2.5の大気中濃度を全国約550の観測局で測定しているものを、1300局まで増やし、西日本でのぜんそくなど呼吸器系の病気と黄砂の関係についての研究結果など、情報を集約。中国からの黄砂が観測され始める３月までに、日本の環境基準を超えた場合にどう注意喚起するかの指針づくりを検討するそうです。（【中国大気汚染】注意報、警報発令も検討 「ＰＭ２・５」観測態勢強化へ 環境省が緊急行動計画 - MSN産経ニュース）
PM2.5に対する日本の状況
現在、環境省の大気汚染監視システム「そらまめ君」（大気汚染物質広域監視システム（そらまめ君）ホームページ）で、全国の大気汚染状況について、24時間、情報が提供されています。
春になると中国から飛んでくるとみられる黄砂が観測されて始めます。黄砂とともにＰＭ2.5の飛来も増えそうです。
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