YouTube見ながら宿題してる人はテストの成績が下がるかもだが、もちろんそれだけではない
2012年に発表された論文によると、マルチタスクの常習化は課題解決の精度や対象の記憶などの、ある1つの対象に焦点を当てた活動のパフォーマンスが下がるとのこと。 だが、マルチタスク...
友達が多いかどうかと、孤独かどうかはほぼ関係ない。
2008年に発表された論文によると、一人暮らしの人は集団への帰属意識と客観的な人間関係の満足度(つまり、関係人数の多さ)が比較的低かったが、それらの変数は孤独感や生活満足度とはあま...
「SNS うつ病 関係ない」
2014年に発表された論文によると、SNSの利用はうつ病の直接的な原因にはなりえず、羨望などの感情を介することで間接的に影響を与えるが、その効果量はさほど大きくないという。 SN...
楽観主義と悲観主義は対比じゃなくて、同じ理由で発生しているらしいよ。
1986年に発表された論文、また1989年に発表された論文を読み解く限り、一部の楽観主義と悲観主義は「自尊心を守る」という共通の目的を持っているらしい。 ...
「感情をコントロールできる人は、成績もいい」と言い切りたいけれど……
いくつかの論文を参考にする限り、情動的知能が高い人は学業成績が比較的いい傾向にある。正確には『情動的知性は大学1年生の総合的な学業成績の分散の10%程度を予測する』とのこと。 ...
論文も完璧じゃないので、『論文だから』といって無条件に信用しないように。
2019年に発表された論文は「自閉症に関するいくつかの研究において、知的障害を考慮しない、もしくはその可能性を排除してしまった、いわゆる選択バイアスに陥った結果を取り上げている」と...
恋愛感情は睡眠時間を短くするが、睡眠の質を悪くするわけではない。
2020年に発表された論文によると、思春期の女子が交際を始めた場合、初めの2か月間は睡眠時間が1時間ほど短縮されるという。 交際を始めてしまうほどの強い恋愛感情に限らず、ストレス...
「自分の感情をコントロールできている」という感覚は、やる気に変わる。
2015年に発表された論文によると、情動的知能(自身の感情を把握しコントロールできる能力、もしくはその度合い)と自己効力感にはそれなりに強い正の相関があり、また自己効力感は生活満足...
赤点だらけで復習しないあの子は、「復習しなくてもいい」と本気で思っている。
1995年に発表された論文によると、難しく挑戦的な課題をこなしたときの成績と、失敗を指摘された時の反応は、対象の学習や知識に対する信念が関連しているとのこと。※今回取り上げる成績と...
他人が抱く感情を把握するためのトレーニングは、一応効果がある
2009年に発表された論文によると、情動的知能は対話やグループディスカッションを用いたそれへの理解を深める講座によって、一応は鍛えることができるらしい。 具体的には、情動的知能と...