10代目の家づくりと趣味のブログ

かかりつけ

先日、こんなお客様がいらっしゃいました。

「屋根塗装の、見積もりを2社にお願いしたのですが、

屋根の数量が違うので、確認してほしい」

とにかく、弊社にも見積もりをというのではなかったのですが、

図面をお持ちのようなので、数量を出してみようかと思いました。

しかし、私が数量を出すことによって、さらに混乱を招く可能性があると思ったので、

少し、おうかがいしてみました。


私「頼みたい業者はどちらですか?」

お客様「数量が多いA社です」

私「A社に電話して、数量がなぜ違うのかの説明を求めたらいかがですか?」

お客様「そうですね~」

私「金額的にはどうですか?」

お客様「同じくらいですが・・・」

私「それでは、信頼できると思った業者にお願いしたらいかがですか?」

お客様「それがよくわからない」

要約するとこんな会話だったと思います。


さらに、私がどうして前の業者にお願いしないのかをお伺いすると

「元々ハウスメーカーで建てたのですが、10年目での1回目の屋根の塗装は、

そのメーカーにお願いしたのです。しかし、雨どいの掃除をお願いしたときに

とても高かったので、次は別の業者にしようと思いました。

たまたま、訪問で来た業者が熱心だったので、2回目はそこに決めたのですが

どうもそこが良い業者ではなかったので、3回目になる今回はまた別の業者に

見積もりをとりました」

との答えが返ってきました。


見積もりしていた業者の信用を、また別の業者に判断してもらわなければ

お願いする業者がいないというのは、ある意味とてもさびしいことです。

例えば、かかりつけのお医者さんがいないようなものです。

残念ながら、すべての業者が信頼できるわけではありません。

建築後もずっと面倒をみてくれる、信頼できる業者に出会った人は

本当にとても幸せなのです。

読んでいただきありがとうございます
ランキングに参加しております。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「ひとりごと」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2023年
2022年
人気記事