福島 木の家 株式会社氏家
ローマの建築家のウィトルウィウスをご存知でしょうか?
ウィルトウィウスは、ダ・ビンチの人体図が有名で、
「ウィルトウィウス的人体図」と呼ばれるそれは、
皆様も一度は見たことがあると思います。
なぜ、「ウィルトウィウス的」と呼ばれるかというと、
ウィルトウィウスが提唱した人体の美しさを、
ダ・ビンチが絵にしたということからきているようです。
ウィルトウィウスは、
建築を「強・用・美」という3つの条件で定義しています。
強がなければ用は果たせない。
強と用がなければ美は形だけのもの。
そして、美がなければ建築とはいえない。
というものです。
それは、現代の建築にもあてはまるものだと思います。
強は、耐震、性能などの技術的な事
用は、心地よさ
美は、デザイン
にそれぞれ、言い換えられると思います。
住宅においても、
耐震はもちろん必要ですし、
耐震あっての住まいの心地よさで、
その2つがあってのデザインかなと思います。
デザインが良くても、
2つが良くなくてはダメだということなのでしょう。
今回のコロナ禍でのステイホームで、
住まいの心地よさを追求していく動きが
これから加速していくのかなと思います。
今日も読んでいただき、ありがとうございます