情報過多の時代

皆様もご存知かもしれませんが、

先日、５月２２日に地震が起きる話を聞きました。

東日本大震災より被害がひどいかもしれないという話でした。

その日は東京スカイツリーが開業し、

その前の日は２５年振りに日本で見られる金環日食の日でした。

（福島市は残念ながら曇っていましたが）

また、５月２２日は５８年前にチリ地震が起きた日ということもあって、

主にインターネットを通じてですが、

それだけではなく結構近いところから、

色々と噂は聞こえてきていました。


噂の根拠は３月１１日の地震を当てた子どもがまた、

５月２２日にまたそれが起きるような予言をしたというものでした。

私としてもにわかに信用できないとは思いましたが、

あの震災から1年以上経って、

備えの部分を忘れていたということもあって、

見直す良い機会だとも思いました。

何か起きても良いように長期保存が出来る水や食料を増やしておきました。

しかし、幸いなことに当日は何も起こりませんでした。

こうして、このような噂は何もなかったように出ては消えていくわけです。


噂に限らず、現在の情報過多の時代では、

それを精査する必要があります。

例えば、太陽光発電を例にすると、

CMをテレビで見る限りは緊急時に家中まるごと電気が使えるようなイメージです。

特に、停電時にその威力を発揮するのでしょう。

確かに、携帯電話を充電したり、

ラジオを聴いたり、テレビを見たりできるのは本当ですし、

現在は電気が使えなければ、

使えないものが多いので、

とても役に立つとは思います。


しかし、悪いことを言えば、

晴れていないと発電しませんし、

もちろん夜は発電しません。

また、確かにある程度晴れていれば、

冷蔵庫１つくらいは動くかもしれません。

容量にもよりますが、使える電気には限りがあり、

停電時に普通の生活が出来るほどではないのです。

（太陽光発電を否定しているわけではもちろんありませんので、ご理解下さい）


こういったマイナスの情報を発信しているところはあまりないようです。

太陽光に限らず他のものでも、

すべてが良いモノというのはなかなかありません。

良い部分も悪い部分も知ってから、

それを選んで欲しいと思います。


もちろん、弊社では良いも悪いも両方お伝えして、

お客様により良い選択をしていただきたいと思いますので

よろしくお願い申し上げます。



健康な暮らしとまじめな家づくり
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