福島 木の家 株式会社氏家
先日、ある記事の内容について、とてもビックリしました。
その内容は、産経新聞ネットの
「『ヒートショック』は1割未満-。定説が覆る可能性があります」
というものでした。
断熱住宅や断熱リフォームをおススメしているものとしては、
今までの考え方を大きく変えるかもしれないニュースです。
それまでは、浴室で亡くなる方の多くは、
寒いところから急に暖かいお風呂に入ったりすることにより、
急激な温度差による血圧上昇が起こることで心臓に負担がかかり、
脳卒中や心筋梗塞などの病気になると考えられていました。
つまり、それはヒートショックによるものと考えられていました。
しかし、千葉科学大の黒木尚長教授によると、
実は浴室での事故のほとんどが急激な温度変化により
熱中症になった事によるものの可能性があると書いてありました。
これが本当ならば、
今まで、
そうならないためにと断熱住宅や断熱リフォームを勧めてきたことが、
間違いだったかもしれないと思いました。
とはいえ、家の中の温度差、
具体的にいうと、暖かい居間と廊下、
お風呂やトイレの温度差により血圧が上昇するというのは間違いないということで、
それを防げますし、
それだけでなく、
家の中で温度差がないというのは、
快適でストレスのない生活ができると思います。
この記事にあるように、
ヒートショックか熱中症かの単純な問題でもないのではないでしょうか。
また、快適な室内環境が生まれると、
冷暖房にかかる光熱費も大幅に減らせますし、
電力が減らせるということは、
地球環境への負荷も減らせると思います。
そういう意味でも、やはり断熱を勧めるというのは間違ってないと思います。
弊社の得意とするところでもありますので、お気軽にご相談ください。
よろしくお願い申し上げます。