Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

子供から少年へ

2007年09月30日 | サッカー日記
一昨日、代表者会議があって、知事杯の北河内予選の組合せと日程の話がありました。4年生時から担当している6年生の最後の大きな大会です。悔いのないように思い切り力を発揮して欲しいものです。6年生の後半になると、早熟な子は徐々に体つきが変わってきます。身長が伸びはじめ、ぽっちゃりした子供体型から余分な部分をそぎ落としたスリムな体型に。

まだまだ子供、やっていることを見ると早く成長してくれと思ってしまいますが、時間は着実に彼らを成長させてます。最近、何人かは急に身長が伸び、スリムになったように見えます。しかし、この時期は体のバランスが悪くなり、サッカーの技術という点では、伸びにくい時期だそうです。フィジカル的には伸びますけど...。その前の10-12歳の時がゴールデンエイジと言って一番サッカーの技術が伸びる時期だそうです。次、高校生ぐらいになるとまた伸び始めるそうです。一般的には。

そういう目で見ると、ゴールデンエイジが終わろうとしている(個人差はありますが)この時期までに、キチンと子供たちにサッカーの技術を身につけさせることが必要です。このゴールデンエイジの時に身につけた技術が、その子のベースになるわけだから、この時期を担当するコーチは責任重大ですね。まだまだボールを止める技術など、基本的なことも十分ではなかったなと反省しています。

昨日、河川敷で4年生と6年生の練習を見ていたら、4年生の上手な子と6年生の間ではサッカーの技術という点ではあまり差がありませんね。フィジカル的な差はありますが、狭いスペースでのミニゲームになると、フィジカルの差の影響が出にくいので、結構接戦になったりします。

子供から少年へ、この微妙な時期の最後に、もう少し基本に戻ってきっちりと基本をやり直そうかなと思うこの頃です。大きな大会などあって、大会に向けた練習試合などありますが、可能な限り練習ではもう一度基本からやろうと考えています。技術と判断力、それがこの子達の今後のサッカーでの財産になるはずですから。

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