Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

三中の秋季大会観戦記

2006年10月01日 | サッカー日記
今日は雨で肌寒いあいにくの天気でした。昨日はあんなに良い天気だったのに。午後から雨の予報でしたが、朝、車で家を出る時に既に雨が降り始めてました。彼らが卒部してから既に1年半。今日初めて試合を見に行きます。秋季大会のDブロック、準決勝・決勝です。噂ではそこそこ強いと聞いていますが、実際どうでしょう。

会場の八尾市立高美中に到着した時は、もうひとつの準決勝(友渕vs志紀)の後半が始まったところでした。友渕は、前年度の府の大会で確か3位に入った強豪です。毎年強かったのでは? 準決勝でも得点を重ねていました。昨日観戦したのクラブチームの試合とは少し異なり、パスをつないでゴールを目指すというより、一本のスルーパスで相手DFの裏に走りこんで勝負するといった感じでした。

そしていよいよ三中の準決勝。相手は金岡中です。先発には、4人の宇山SCの子がいました。なんと、GKは1年生のケンゴです。

雨が降る中、試合開始前の円陣です。キャプテンは林君(サンクラブ)、たかっち(宇山4年生)のお兄ちゃんです。


前半から、運動量とスピードに勝る三中が圧倒しました。特にFWの子のスピードはすばらしいですね。ほとんどの子がサンクラブと宇山のOBのようです。ケンゴの他に、しゅーと君(サンクラブ)が左MFとして1年生で先発していました。宇山出身の2年生、頑張れよ!

たくさん得点を重ねたため、後半は、ツカサと林君の両ボランチ?以外は総入れ替えです。この2人がチームの中心なんでしょう。後半、ようやく宇山のOBをたくさん見ることが出来ました。出来れば前半に見たかったな。後半も得点を重ね、ツカサと林君も途中でお役御免となりました。

準決勝については、言うことはありません。決勝は2時キックオフと聞いていたので、昼飯を食べに行き、それでも時間があったので車の中で昼寝をして、1時45分にグランドにいったら既に試合開始してました。30分繰り上げられたそうです。何故? 雨なので早く終わらせたいのは判るけど、休憩時間が少なく、昼ごはんを食べて間もない三中には不利な条件です。エーッと思っていたら、先制点を挙げ、1-0でリードしているとこのと。気を取り直して観戦へ。

相変わらず、雨が降っています。1点リードのままハーフタイムに入りました。相手チームはリザーブの選手も出てきて、ベンチ前でミーティング。三中は建物の影で雨宿り。監督に促されて、ようやくみんなベンチ前に集まります。大丈夫かいな、ホンマに。そして後半へ。相変わらず雨です。

後半の序盤は、三中ペースでした。

決定的なチャンスが2度ほどありました。ここを決めていれば...。しかし、決め切れません。そうこうするうちに、三中の足が止まりだし、徐々に相手ペースに。中盤でのプレスが効かなくなり、中盤から前線へ危険なパスが出るようになりました。そして後半15分、同点に追いつかれます。その後も、どちらかといえば友渕ペースでしたが、カンナバーロケイマ君が声をかけ、チームを鼓舞し、なんとか引き分けに持ち込みました。

決勝の行方は、PK戦にゆだねられます。

ケンゴ君の見せ場といいたい所ですが、いかんせん中学に入ってまだ半年、大人用のゴールになってかわいそうに見えます。キッカーがはずさないようにして、相手のキックミスを待つしかないようです。ところが...、三中側にキックミスが...。結局、PK戦は5-4で負けてしまいました。キックを失敗した子はガックリしてました。試合後、相手ベンチに挨拶して引き上げる足取りも重そうです。



残念な結果でしたが、今後、友渕中がどれくらい勝ち進むか注目しましょう。自分達のレベルがどれくらいか判るのでは? それにしても、後半の序盤、点が取れるときに取っておかないと、ということですね。そこで追加点を取っていれば、士気も上がり疲れた足も動くし、相手の戦意をそぐことも出来たはず。残念です。まあ、子供たちの成長を見ることは出来たし、私にとっては満足のいく観戦でした。結果は仕方がありません。相手も一生懸命なのですから。

また、機会があれば試合を見に行くことにしましょう。けど、今日も三中の子はあまり挨拶をしてくれません。顔を合わせるとニヤニヤ笑うだけです。次に顔を合わすときは、大きな声で挨拶してや! 知らない間柄ではあるまいし。もうあきらめて、こっちから大きな声で挨拶しようかな。

P.S. 宇山OBの諸君、見たらコメント入れといて!


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