Woodのぼやき

大阪府枚方市の宇山サッカークラブでコーチをしてます。失礼な発言も多々ありますが、ご容赦ください。

自分達のサッカーとは

2006年02月07日 | サッカー日記
2月5日のウインターカップ、ご近所チームのサンクラブの優勝で幕を閉じました。我が宇山SCは、準決勝でサンクラブと引き分け、PK戦の末、3位決定戦に進みました。決勝では、西長尾を1-0で下したサンクラブの優勝です。決勝戦の勝敗は、実は私の予想通りでした。

決勝戦を見て、自分達のスタイルを持ち、それを一生懸命こなそうとするチームの強さを感じました。自分達のスタイル、攻撃の形を持つことは、攻撃の際に迷いがありません。一発勝負のトーナメントでは、そういうチームが『自分達のサッカー』を一生懸命実行し、自分達のいい面を出して勝ってしまいます。

サンクラブのサッカーは中盤をシンプルにプレーし、出来るだけ速く、相手サイドDFの裏のスペースにパスを出し、サイドから攻めるサッカーです。サンクラブの皆さん、間違っていたらごめんなさい。中盤にボールが渡るや否や、サイドの選手がライン沿いを駆け上がり、4トップのような陣形になります。

では、宇山のサッカーとはどんなサッカーなのでしょうか? 子供たちはわかっているのでしょうか? もしわかっていなければ、自分達のサッカーをやろうと言っても何をして良いか判らないでしょう。実は、私には良くわかりません。残念ながら今の宇山SCには、宇山SCらしいサッカーは○○だ、といえるものがありません(と私は思います)。

去年、6年生の監督をしていた時、サイドDFの裏のスペースを使って攻撃しようと、主に2つの攻撃パターンを説明し、練習でも行っていました。ある程度攻撃の形を持つことが、チームの攻撃のリズムを作ると考えたからです。
 A:トップに当てて、落としたボールをボランチが外に展開する
   その時間を使って、サイドの選手は相手DFの裏に飛び出す。
 B:サイドの選手が横パスを受けた時、トップの選手がサイドに流れて
   縦パスを受ける。

ところが実際の試合になると、練習したはずのプレーがなかなか出来ません。その場限りの行き当たりばったりのプレーに終始することも多々ありました。今にして思えば、もっと徹底してやるという点が足りなかったように思います。ただ、サッカーは選手がイマジネーションを発揮してパスをつなぐゲームです。あまりこういったプレーをしなさいと指示をすることは良くないことかも。

しかし、これがうちのチームのサッカーだ!と言えるスタイルは是非確立したいと思います。それがチームの特長であり、自分達のサッカーになるわけです。当然、学年ごとに味付けは異なるかもしれませんが、根っこは同じ宇山のサッカー、そういったものを作り上げたいですね。まだまだうちのチームには、自分達のサッカーを確立するには、もう少し歴史が必要なのかもしれません。


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