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8月4日獅子座の新月です。
今月の新月のカードは世界の逆位置でした。
タロットでは、0の愚者から始まった物事が今回の21番の世界のカードで完結すると言われています。
ただ、今月は逆位置でしたので完結するまではもう少しということになりますね。
この世界のカードをあなたのことに置き換えてみると何か心当たりはあるでしょうか？
何をもって完結とするか？にもよりますが、人間関係や仕事、目標としていることがまだ完成しないのか…、まだまだ頑張らないとダメなんだ…と残念に思っていらっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、例えば人間関係での『完成』となると、おおまかではありますが、結婚やお付き合いすることになったという吉兆か別れという極端なことが大半かなと思いますので、もしもどなたかとご縁を切りたいと考えているのでしたら、世界のカードの逆位置が表す状況のように、今はバッサリと関係を絶たずに曖昧さを残しておいたほうが良い時期ということになります。
日本の建築では、日光東照宮の逆木のようにわざと完成させないことで災いを避けるという考え方があります。完成まであと少し、だからこの先も完成に近づいていけるように頑張り続けていこう！という心持ちで過ごすほうが謙虚にそして真摯に物事に向き合い、結果的には良い状況が長続きするものです。
完成することだけに意味があるのではなく、完成に至るまでには様々な学びがあります。完成に至らないということは、今のポジションで学ぶことがまだまだあるということだと気持ちを切り替えてお過ごしくださいませ。
0の愚者から始まった物事が今回の21番の世界のカードで完結する ということは、完結した後はまた、自分の意志に関わらずまた0の愚者から何かが始まり完成を目指していくのです。
ですから早く完成しても、ゆっくりでも良いのです。
今はまだその時ではないのだと大きく構えていきましょう！
