里山コスモスブログ

モミジバスズカケノキの冬芽と枝に残る果実


上:冬芽と背景の樹皮の斑模様 下:まだ枝に残っている果実 

モミジバスズカケノキ(もみじ葉鈴懸の木 スズカケノキ科 スズカケノキ属 落葉高木)  “鈴懸” は山伏(修験者)の衣服の篠懸(鈴懸すずかけ)のことで飾り紐を垂らし鈴を付ける。和名は花や果実が紐の先にぶら下る様子をこの篠懸に見立てたことに由来する。モミジバは葉がやや深く3~5裂しその形がモミジの葉に似ていることによる。樹皮は剥がれてまだら模様となり美しい。花期は4、5月で雌花は丸いイガイガ状で紐状の柄にぶら下るようにつく。果実もイガイガの球形で(2、3本の)紐状の柄にぶら下がり、落葉した後も長く枝に残っている。プラタナスはスズカケノキ、アメリカスズカケノキ、これらの交配種モミジバスズカケノキの総称。アメリカスズカケノキは樹皮が暗茶褐色で縦の割れ目が入いり、スズカケノキは葉が5~7裂するので同定の参考になるというが、植栽されているのはモミジバスズカケノキが多いようである。モミジバスズカケノキにぶら下がる丸い果実09-10-17


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