里山コスモスブログ

フヨウ(芙蓉)の紅・白の花




フヨウ (アオイ科 フヨウ属 落葉低木 花期7~9月 原産地:中国南部)  葉は互生、葉の形は5角形で縁に鋸歯がある。萼の下に細い副萼がある。花色は淡紅色および白色。花弁は5、葯は単体雄髄から出て花柱を取り巻き、柱頭は5裂する。果実はさく果で熟すと5裂し長い毛の生えた種子を散布する。フヨウの仲間はいずれも花がよく似ているが葉の形が異なるので見分けがつく。開花時期からいうと当地では、ムクゲ、アメリカフヨウ、フヨウ、スイフヨウ(酔芙蓉)の順番のようであるが、ムクゲは花期が長いので、花が咲いている時期では同定することは難しい。スイフヨウは8月下旬ないし9月に入ってから開花する。
単体雄髄:すべての花糸が基部で癒合している雄蕊


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