里山コスモスブログ

ヒサカキの青い果実



ヒサカキ (ツバキ科 ヒサカキ属 常緑小高木 雌雄異株 花期3,4月 果期10,11月) 葉は互生、葉身は楕円形で革質、光沢があり、縁に波形の鋸歯がある。葉先は尖らず僅かに凹む。雌雄異株で雄花・雌花は各々別株につく。花は壷型で葉腋に数個づつ下向きにつき、枝中に花がつく形になる。覗きこむと雄花は多数の雌蕊には3裂した柱頭が見え、簡単に見分けられる。まことに小さく地味な花であるが、雌花の花弁には写真のような紅斑が見られる。果実は小さな球形をしており、秋に黒く熟す。これを潰すと紫色の液が出るが、これが草木染めに利用されるという。昔の子供は果実を指でつかんでつぶしながら白い紙に塗って遊んだと思う。お絵かき帳なんか無かった時代だから鮮明な記憶はない。


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