里山コスモスブログ

タイサンボク 冬芽


タイサンボク (モクレン科 モクレン属 常緑高木 雌雄同株 花期6月 果期11月頃 原産地北米 学名Magnolia grandifloraマグノリア属 グランド・フローラ 大きな花) 葉は互生し枝先に集まる。葉身は長楕円形で厚い皮質、縁は全縁、表面は濃緑色で光沢、裏面は褐色の毛が密生し鉄錆色。花は朴の木に似た大盃状の白花で芳香がある。同形大の花被片9(花弁6・萼3)、棒状の花床の上部に多数の雌蕊がつき、基部を多数の雄蕊が取り巻く。雌性先熟で、雌蕊が他花から受粉後に雄蕊が成熟し花粉を分泌する。花は3日ほどの短命であるが蕾が次々と開花する。果実は袋果が集まった大型の集合果で、成熟すると袋が裂開し赤い仮種皮に包まれた扁平な種子が現れる。冬芽は枝先につき芽麟に包まれる。花芽は紡錘形で丸味を帯び淡茶褐色の毛が密生した芽麟に包まれ、葉芽は細長く芽麟は滑らかなビロード状をしている。
タイサンボク(泰山木) 熟果と紅い種子2011-11-15


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