上:“菊桃” 下:枝垂れ桃(白花と紅花2本)
下2段:”源平桃”
モモ (桃 バラ科 サクラ属 落葉小高木 学名Prunus persica ) 冬芽は灰褐色の毛に覆われた芽麟に包まれ、花芽と花芽の間に葉芽がつくのが特徴。花芽と葉芽は同時に動き出すが、開花時には葉は目立たない。花柄は極短い。花は萼5、花弁は5又は多弁、雄蕊多数、雌蕊1。花色は一般に淡紅色(桃色)であるが、白色から濃紅色まで多彩。観賞用の品種としては、源平桃(1本の木に紅白の花が混じる)、枝垂れ桃、菊桃(花弁が細長く菊の花に似る)などがある。葉は互生、葉身は幅が狭く長い披針形で先が細く尖る。原産地は中国西北部。シルクロードを通ってペルシャ経由で欧州に伝わる。学名の種小名persicaはペルシャの意。日本への伝来は古く、既に弥生時代には栽培種が大陸から伝来したという(wikipedia参照)。
モモの特徴:冬芽に毛が密生し、花芽と花芽の間に葉芽がつき、花柄が殆ど無く、葉が細く長い。サクラと花期が重なり、遠目では見誤ることがあるので、以上のポイントを観察し確認をする。