ファーストステージを満喫しすぎた所為か
予定していた鎌倉散策は時間的に無理と判断された。
渋滞をすり抜け、一時間ほど走ると
本日の宿に無事にたどり着いたのだった・・・
サードステージ
<前編>
『マグロ祭り』
さて、無事にホテルに到着した一行は
早速チェックインを済まし部屋に向かった。
もとはリゾートマンションだったという
このホテルはバス・トイレ付きでなかなかのもの。
二部屋あるので男部屋と女部屋に分かれた。
荷物を置いて一息ついたのもつかの間、
またまた車に乗り込むと
半島の先の漁港に向かって走り出した。
「いらっしゃいませ~」
昔ながらの定食屋さんに入り、少し遅めの晩餐が始まった
ここは、姫の好物マグロの専門店だ。
そらはお店お勧めのミニ丼三種セットを
旦那は二種丼セットをたのんだ。
そして、前夜臨時収入のあったという殿様の
粋な計らいで(さすが殿ッ!)一品料理は
殿様のおごりに決まった
将軍の目が光る。
「陛下、いっちゃいます?」
「日本酒ですか?」
「日本酒ですよ」
「じゃあまずはビールで」
生中二つ
「あれ?旦那はいいの?」
「ビールはいいや・・」
「んじゃまあ かんぱーい」
飲み物に続いて一品料理が続々と並んでいく。
魚介類をあまり好んで食べないそらには
初めて目にするものばかりだった。
もくもくと食べる姫(笑)
陛下と将軍のビールが無くなり熱燗が導入された。
旦那の下にもおちょこがわたった。
「ねえ、ウーロン茶とオレンジジュース頼んでくれる?」
一番外側にいる殿様に言うとなんだかそわそわしていた。
「どしたの?」
「うん・・・いや。・・俺もウーロン茶飲もうかな・・・」
(これは・・・)
「そらはさ・・実家の車イプサムだよね」
「それが何か?」
そんな返事をしつつ、そらは大体殿様が何を言いたいかわかっていた。
・・これだから男って
ごにょごにょとくちごもる殿様に
そらが先にキレた(笑)
「エルグランドだってアルファードだって運転したこと有るわよ!
家にマジェスタだってあるんだから!!オデッセイぐらい
運転できるわよ!!」
「いいの俺、飲んじゃっても?」
「あたしが運転しても構わないのならどうぞ」
「あ・それはぜんぜん平気」
もう心はアルコール向き。勝手にしろ。
「すいませーんお酒お願いしまーす」
「あ、それからこれもう一つ・・」
メインはまだ遠い。
長くなってきたので次回に持ち越し(笑)
後編へ続く
予定していた鎌倉散策は時間的に無理と判断された。
渋滞をすり抜け、一時間ほど走ると
本日の宿に無事にたどり着いたのだった・・・
サードステージ
<前編>
『マグロ祭り』
さて、無事にホテルに到着した一行は
早速チェックインを済まし部屋に向かった。
もとはリゾートマンションだったという
このホテルはバス・トイレ付きでなかなかのもの。
二部屋あるので男部屋と女部屋に分かれた。
荷物を置いて一息ついたのもつかの間、
またまた車に乗り込むと
半島の先の漁港に向かって走り出した。
「いらっしゃいませ~」
昔ながらの定食屋さんに入り、少し遅めの晩餐が始まった
ここは、姫の好物マグロの専門店だ。
そらはお店お勧めのミニ丼三種セットを
旦那は二種丼セットをたのんだ。
そして、前夜臨時収入のあったという殿様の
粋な計らいで(さすが殿ッ!)一品料理は
殿様のおごりに決まった
将軍の目が光る。
「陛下、いっちゃいます?」
「日本酒ですか?」
「日本酒ですよ」
「じゃあまずはビールで」
生中二つ
「あれ?旦那はいいの?」
「ビールはいいや・・」
「んじゃまあ かんぱーい」
飲み物に続いて一品料理が続々と並んでいく。
魚介類をあまり好んで食べないそらには
初めて目にするものばかりだった。
もくもくと食べる姫(笑)
陛下と将軍のビールが無くなり熱燗が導入された。
旦那の下にもおちょこがわたった。
「ねえ、ウーロン茶とオレンジジュース頼んでくれる?」
一番外側にいる殿様に言うとなんだかそわそわしていた。
「どしたの?」
「うん・・・いや。・・俺もウーロン茶飲もうかな・・・」
(これは・・・)
「そらはさ・・実家の車イプサムだよね」
「それが何か?」
そんな返事をしつつ、そらは大体殿様が何を言いたいかわかっていた。
・・これだから男って
ごにょごにょとくちごもる殿様に
そらが先にキレた(笑)
「エルグランドだってアルファードだって運転したこと有るわよ!
家にマジェスタだってあるんだから!!オデッセイぐらい
運転できるわよ!!」
「いいの俺、飲んじゃっても?」
「あたしが運転しても構わないのならどうぞ」
「あ・それはぜんぜん平気」
もう心はアルコール向き。勝手にしろ。
「すいませーんお酒お願いしまーす」
「あ、それからこれもう一つ・・」
メインはまだ遠い。
長くなってきたので次回に持ち越し(笑)
後編へ続く