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遅きに失した観のある「ゼロ金利」「インフレターゲット」日銀も変節したことに対して大いに評価したい。

2010-10-08 01:16:12 | 政治・報道

遅きに失した観のある「ゼロ金利」「インフレターゲット」だが、日銀も変節したことに対して大いに評価したい。

こぶな将人氏のブログ転載http://blog.canpan.info/kobuna/daily/201010/06

 [2010年10月06日(水)]さまざまなニュースが飛び交っている中で、昨日、日銀が「ゼロ金利」そして、何と「インフレターゲット」を決断したとの報道がありました。

【以下、ネットニュース転載いたします。】

日銀、4年ぶりゼロ金利=事実上のインフレ目標導入―経済・物価見通し引き下げ
時事通信 10月5日(火)13時46分配信

 日銀は5日の金融政策決定会合で、従来年0.1%の政策金利が0%に低下することを容認する実質ゼロ金利政策の導入を全員一致で決め、即日実施した。ゼロ金利政策は2006年7月の解除以来4年3カ月ぶり。物価の安定が展望できる情勢になったと判断するまでゼロ金利を継続するとして、事実上の「インフレターゲット(物価目標)」政策に踏み切った。同時に、5兆円の資金供給拡大策も決めた。

【以上、転載終了いたします。】

日銀は、小泉政権下においてゼロ金利解除と共に金融引き締めに入り、世界的な金融危機が重なったこともあ「失われた20年」ともいえる厳しい時代を経験いたしました。この中で、間違いなく言えることは、日銀の誤った判断により、常に景気が上向きになると常に抑え続けてきた、という事実でありました。

このことは、昨年幸福実現党が立党してから、常に主張し続けてきたことでもありますが、私も、非常に難解にも思える金融の動きについて少しだけではありますが、調べてみるとびっくりするような事実が明らかになりました。

① 日銀には伝統的にインフレ対策を期待されてきたということ。
② ゆえに、基本的な役割としては、インフレ(景気が過熱する)になると、公定歩合を引き上げる。
③ しかし、現在のような「デフレ」にはどのような対処すべきか、経験や知識がない。
④ 公定歩合を下げるということは、日銀としては「負け」として認識される。
⑤ 最近は「日銀の独立性」などというものにこだわり、それが、国民の経済と全くかけ離れた判断になっている。
⑥ 相変わらず、景気が良くなろうとすると、金融引き締めにはいる。

このように日本の中にある「ガラパゴス島」(周囲から隔絶されている)のような存在で、国民の経済がどうなっても関係ないような判断を続けている日銀に対して幸福実現党は徹底的な批判を行っていました。私もブログで、「日銀総裁のリコール」を提案したこともありました。私は、大学で商学部でありましたが、当時は、あまり金融論など勉強した記憶がかなり薄らいでおり、とても専門的な立場からの批評はできませんが、すくなくとも、常識的な視点から、これまでの日銀の判断があまりにもひどく、国民の生活はまったくお構いなしであることは、よくわかりました。

そうした中、先日もブログにアップしましたが、明治期に活躍した渋沢栄一翁の霊言によるアドバイスをなんと日銀が取り入れていることをお伝えしました。これは、新規産業の立ち上げに伴い、実質的に日銀が、貸し出しを低金利でおこなうというものであり、貸出も順調であると聞いております。
これは、おそらく、我々の主張を取り入れたものと思います。少しづつでありますが、国家の中枢にも浸透し始めていると理解したいところです。

そして、現時点での日本の景気を復活させるための判断としてゼロ金利、銀行紙幣の発行を訴えていましたが、今回、6年ぶりに「ゼロ金利」そして実質的な「インフレターゲット」が導入されることになりました。このことについては、率直に評価したいと思います。本心は納得していないかと思いますが、最終的に決断をくだした白川総裁の勇気に敬意を表する次第です。特に、インフレターゲットについても幸福実現党が主張していた事でもありましたので、日銀の考え方としても根本的な変化がおこったを思った可能性があります。もしかしたら、日銀の内部で私たちの主張を取り入れいる事を主張している方が力を持っていることになったのではないかという事です。

昨日のブログでは、民主党の小沢氏について、私たち幸福実現党の主張を取り入れるという「変節ぶり」をお伝えいたしましたが、もし、日銀関係者が、私たちの主張をなんらかの形で具体化すべく動いていただいているのかもしれない、と勝手に推測をしてしまいます。

経済問題は、単なる一人一人の生活を向上させるもののみならず、安全保障の観点からも、決しておろそかにしてはならない政策です。世界の人口は、近い将来100億人に達するといわれています。現時点においても、世界中いたるところで、飢餓で苦しんでいる多くの人たちが、私たちの助けを待っています。日本は、こうした世界的に権威をもって危機を乗り越えていくだけの経済力をつける必要があります。そうした意味でもし、日銀が変節したのであれば、これは大いに評価すべきと思います。今後とも、注意深く見守っていきたいと思います
http://blog.canpan.info/kobuna/daily/201010/06


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