「地域主権」改革は間違い!
2011年2月22日
笠巻 健也氏、ブログ転載
http://kasamaki.com/?p=435
今、名古屋、大阪、はたまた地元新潟まで「新潟州」と、
「地域主権」議論が盛んであるが、ここには
大きな落とし穴が待っている。
内閣府ホームページをみると、「地域主権改革は、地域の
ことは地域に住む住民が責任を持って決めることのできる
活気に満ちた地域社会をつくっていくことを目指しています。
このため、国が地方に優越する上下の関係から対等な
パートナーシップの関係へと転換するとともに、
明治以来の中央集権体質から脱却し、この国の在り方を大きく
転換していきます。」とあります。
「活気に満ちた地域社会」と言えば、聞こえはいいが、
赤字状態の財源を地方に移管しても、財源と共に借金もセット
になり、更なる赤字を地方に押し付けるだけである。
国家ビジョンがなく、日本という国が、ここ20年停滞を続けて
いるので、やる気のある地方だけでも何とかしたいという意気込み
は理解できるが、やるべきは、アメリカ型繁栄とは違う、
日本独自の発展スタイル、ビジョンを掲げ、世界のリーダー
としての自覚を持つことです。
それを唯一提示しているのが、幸福実現党です。
大胆な投資により未来産業を興し、世界No1の経済大国となり、
世界の発展と平和に寄与する名誉ある地位を占めるという
ビジョンです。もちろん、経済的のみならず、宗教の多様性を認め、
信仰を大切にする宗教立国を成し遂げ、宗教的な寛容の精神で、
キリスト教とイスラム教の融和
(つまり第三次世界大戦=ハルマゲドンの阻止)という
大きな役割を果たすことも日本の使命です。
そうした地球的な規模での大きな使命が、日本および
私たち日本人にはあります。
地球規模で考え、行動しなければならないときに、幕藩体制に
戻るかのように、国家を解体し、国民の視野を狭くするような
地域主権改革は間違っています。まったく正反対の方向です。
今はまさに、「地球人」としての自覚を持たなければならないときです。
( ・`ω・´)
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