PINOCCHIOの読了日記

2009年11月から、読んだ本の感想BLOGにします♪
素人感想の自己中な内容ですが、お許しくださいませ(笑)

推薦図書@社会経済編

2006年03月01日 | Weblog
山之内靖『マックス・ヴェーバー入門』岩波書店、1997
いや~プロ倫(『プロテスタンティズムと資本主義の精神』)をちゃんと読むために読んだほんま入門書のつもりやったんやけど、こっちも十分読みごたえあった!!
カルヴィニズムの教説との相違とか、ズレ、不確実性、意図せざる結果とかいったもんから成り立つ考えなんやとか。

あと、ヴェーバーは精神病を患ったんやけど、それが彼の作品に与えた影響とか。

包括的に、ヴェーバーを語るにはこれとこれをとりあげないかんとかいったことをしっかりと説明して細部に入っていく、その論の展開がきれいやなと思った。
もっとしっかり理解するにはもう1回読まないかんなーって思うけど、読みたいなーって思えるような著作でした




今日は一日雨やったのぅ