3月のうさぎ

なかなか本音を表せない自分の心の声

10.23

2019-10-23 16:35:06 | 日記
15年
あれから15年

中越地震から15年です
夕方6時まであと少しの時間帯

我が家から車で10分程の妹のアパートでした
停電になり、県外の友人知人のメールで大きな地震であることを知りました
そのメールも直ぐに繋がらなくなり
暗くなる古いアパートで、当時生後10ヶ月の甥っ子と妹と3人で

夜になるころ妹の旦那さんが帰宅、
確か県外から苦労して帰宅
旦那さんの車に4人で避難し朝が来るのを待ったのです

翌日近くの小学校体育館へ移動しましたが、ミルクを作るお湯も無く、体育館でハイハイしてた甥っ子の鼻は埃で真っ黒で
もちろん私の鼻も真っ黒

親のいた家に帰ったら
猫のユキが出てきたので私の車に乗せ、また妹のアパートへ
地震直後ユキは隠れて出てこなかったの水もご飯も目もくれずに
そりゃ怖くて物陰に隠れてたんだよね
私以外の家族と接点無かったしね

というわけで、数日間ユキを乗せ、ご飯もトイレも積んで妹のアパートへ私だけ避難したのだ

ユキは買い物先の駐車場で人気だった(笑)非常事態だったからね

妹のアパートのほうが早く電気が点いてガスが使えた
我が家がライフライン全面使用可能までどのくらいかかったか?あまり記憶にない

ハイハイしてた甥っ子は身長ばっか伸びて高校生になった

私には辛くて暗くてシンドイ15年
ユキがお空へいってから7年

寂しい

あの冷めたツンツンで
でも柔らかく温かく

ビミョーな距離感の私たちの時間は
私をここまで生かしてくれた

会いたいなユキ
温かいモフモフを撫で、少しだけハグ
たくさんはユキが嫌がるから無しよね
わかってる





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