山行っちょった記

四国内、主に高知県内の山歩き、山野草などの記録です。

次郎笈(1929m)

2006-11-21 22:15:30 | 剣山、三嶺方面
高知市内より物部の別府を通過して県境の四ツ足峠までは結構時間がかかる。
しかし、休日の早朝でもあり道は空いている。
途中で石立山の姿が見える、いつかは登って見たい山なのだが
キツイくて時間がかかることで有名なため私は未だ登山の決心がつかない。

剣山スーパー林道に入って少し走るとすぐ未舗装道となる。
それほど悪い道では無いにしても、車のスピードが上がらない。
それに休日のせいかオフロードバイクが猛スピードで石ころを巻き上げて走る。
ただオフロードを行ったり来たり走るだけなのに楽しいらしい。
私には理解しがたい世界だ。

林道脇の登山口には10時30分ころ到着、高知市内から2時間30分くらいかかった
ことになる。登山口周辺に車は数台駐車できるスペースはある。

登山口看板にいやな表示があるのに気が付いた。
「 熊注意 」 
私は今まで山歩きしていて熊以外の動物にはたいがい遭遇してきた、
しかし「熊」にはまだ一度もお会いしたことがない。
熊よけの例えば鈴とか大きな音のする物なども持って山歩きしないし
「熊」来るなら来いと開き直って歩くしかないのである。



登山口から稜線のコルまで標高差たったの200mほど30分くらいだ。


中央のピークが目的地 次郎笈


稜線より


稜線上の分岐 道標

途中で少し写真撮影休憩取り過ぎたか歩き初めて30~40分でコルに着く。
笹原のきれいな稜線、それも次郎笈、その手前のピーク(1762m)の
北斜面にはきれいな霧氷が見えた。
今日は次郎笈頂上下のトラバース道分かれのあたりでは霧氷の
トンネル状態になってるのではと期待しながら歩く。


中央ピークが丸石

次郎笈の手前のピーク(1762m)より来た道を振り返る。
丸石(1684m)がよく見える。
30年くらい前に単独行で三嶺から剣山まで縦走したことがあった
あの時はこんなに道は良くなく笹がもっと多かった。
今日のルートを歩くとその時のことが懐かしい。


次郎笈手前のピーク北斜面


剣山北西斜面



次郎笈頂上下のトラバース道には上り始めて1時間くらいで着いた。
予想通り霧氷がいっぱい。トンネル状態になっている。 絶景!!



トラバース道分岐点より次郎笈への道は険しい。
それも今日は気温が低いので霜が凍っている状態のところがあり
迷わずアイゼンを着ける。
キツイ道でそれが固く凍っているのでこれでアイゼンが無かったら
まず滑って登れない。 アイゼン様様 です。


次郎笈北斜面 登山道は左方向から、見えてる左のやせた稜線を登ります。

頂上には12時10分ころ着いた。頂上の霜はすでに解けていて晩秋の青い空
が広がり遠くまでよく見えるすばらしい風景が広がっていた。


下山時パチリ やせた稜線道がよくわかります。


(2005年11月20日 単独登山の記録です。)






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2 コメント

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Unknown (PICO)
2006-11-23 19:41:29
こんばんわ♪PICOです\(^o^)/
『熊注意』にはびっくりしました。気をつけてくださいね☆
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Unknown (urume1010)
2006-11-24 21:14:36
こんばんは、どうもです。
剣山系の山には熊が居ること確認されていまして
冗談抜きで「熊注意」なのです。
来月始めごろこの同じルート歩く予定です。
冬眠前の「熊」と遭遇するかもしれませんね。
くわばらくわばら!!
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