南嶺 宇津野山への登山ルート

南嶺の宇津野山は鷲尾山東隣の山で海抜２５６ｍです。西隣の烏帽子山より登山者が少ないような
気がしますが、そこはやはり頂上付近での展望があるか無いかの違いかもしれません。
私からすれば開発というか人の手がより入っていない宇津野山が好きです。
烏帽子山はテレビアンテナは立っているし舗装道は頂上あたりまできてるし・・・・。

さて前回は高知市横浜西の谷からのルートでした。今回は高知市横浜内の谷からのルートで
このルートも山の取り付きまでの道が大変狭く普通乗用車でも小型車が通れるくらいの
道が行き止まったような所からの登り始めとなります。（メイン道路から歩いて４分）


右側への道が登山口となります。


登山道は利用者が少ないためか落ち葉こそたくさん積もっていますが、はっきりしていて
尚且つ広めの道です。途中では歴史のある古い道に見られる「切り通し」状態の部分もあり
自然林が多くおススメの穴場ルートかと思います。
問題は登山口周辺に車の駐車できる所が無いこと。でも今回は書くことはできませんが
なんとかなりそうです。（少し離れた場所となりますが・・・駐車できます。）

では登山道説明します。
登り始めて少し行くと墓所２箇所あり、それを過ぎる頃から切り通し状態の登山道となります。
足元は落ち葉が積もっていてフカフカです。切り通し状態の道もずっとは続かず途中で終わりますが
広めの快適な道が続きます。真っ直ぐな稜線道を過ぎると分岐道があり、この左（西北）方に
向かう道はまだ調査中でどこに続くのかわかりません。（分岐点は海抜４７ｍ登山口から７分）


分岐点で左（西北）方向の道は調査中


直線の気持ちのいい尾根道の部分


切り通し道の終わりのあたり


分岐点から３０分ほどで海抜１６２ｍくらいにたどり着くとそこには私製展望所があります。
ベンチのような物もありますがずいぶん以前に作られた物のようです。
道はわずかずつ狭くなってきますが、はっきりした道です。


遠望できる範囲は狭いですが浦戸湾を展望できます。


展望所から５分ほどで四国電力４番鉄塔に遭遇します。
ここは前回ご紹介した西の谷からの道の分岐点でもあり海抜は１８０ｍほどです。
ここから南嶺主稜線の分岐道標のあるところまでは道がトラバースぎみになるので少々道幅が
痩せている部分もあるので気をつけて歩いてください。道ははっきりしてます。
４番鉄塔から主稜線道標まで１５分ほどで到着です。（海抜１７０ｍほどです。）


◎コースデーター
　　登山口　　　　　横浜交差点あたりから北西に約300ｍ　海抜約１８ｍ
　　コースタイム　　登山口より主稜線分岐まで　上り約60分
　　　　　　　　　　主稜線分岐から宇津野山三角点まで　約10分

◎留意してもらいたい事
　　主ルート以外のご紹介しているルートには「道標」「道しるべ」特に「赤テープ」などは
　　まったくありませんので期待しないでください。　
　　私が目印として使うとしても短冊状に切った「赤布」を使っています。
　　布なら永年ゴミとならずいずれ自然に帰り土となるからです。


コースマップ