山行っちょった記

四国内、主に高知県内の山歩き、山野草などの記録です。

剣山(1955m)、次郎笈(1929m) その1

2006-12-13 00:57:55 | 剣山、三嶺方面
12月10日、今回は霧氷を期待して 「剣山、次郎笈」への山行でした。
高知市内を6時30分に出発、その時夜明け前の暗い中でも多少雲の間から空が見えていた
しかし、国道32号線を北に、夜が明けて山間部の間を走る頃、残念ながら 「くもり」
今朝の天気予報では剣山周辺はお昼12時ころから晴れる予報だったが、この分だと嫌な予感がする。

国道32号線からはずれ、祖谷かずら橋方面から国道439号線に入る、何度来てもここは
道が狭く車で走るのに神経を使う。
今日の登山口、見ノ越には9時30分ころ到着。
リフトの運行はもちろん、おみやげ屋さんもほぼ全部のお店が店を閉めている。
この時間なのだから開けていて不思議はないのだがどうも冬季閉店らしい。
ところで見ノ越の標高は1400mくらいだから剣山頂上までの
標高差は555mくらいとなる。2時間~2時間30分くらいで頂上に着く予想がつく。
出発前、剣山山頂方面を見ると、残念ながら 濃いガスの中 その中に少し霧氷の付いた
木々が見えている、青空は無理だが霧氷は期待できそうだ。


登山口は剣神社の階段を登り、神社脇からの山道を歩く。
道はそれほどキツクもなく快適な道が続く、しかしきれいな霧氷にはなかなかお目にかかれない。
もうすこし高度が上がったら霧氷にも出会うことと思う。
今日のパーティーは高知市内からの3人、香川県からの1人 の合計4人
今日の山行はいつもの私一人での単独行に比べ格段ににぎやかだ。
登り始めて1時間ほどでリフトの駅 西島に着く

駅周辺薄く雪に覆われていて所々は凍りついていて
ただ冷たい風が吹いているだけでまるっきし眺望ゼロ ガスの中・・・。
気持ちの片隅には「お昼からは晴れて青空を見せてくれる」その期待があるのだが
この調子だと天気予報が信じがたくなってくる。


周囲の木々に霧氷、道にはうっすら雪が。

西島から10分ほど、標高で言えば1740mくらいからやっと周囲に霧氷が見え始める。
今日は風が強いし上ではもっとキレイな霧氷が見えることだろうと思う。
分岐点、刀掛の松で休んでいると単独行の方と出会った。今から下山するらしいが
その方から驚きの話を聞いた。
「さっき一ノ森の方の道で小熊を見かけた。」
ヒエー!! この寒さなのにまだ冬眠してないクマ、が居る!クマですよ!熊!
小熊ということは親熊がその近くに居たことになる・・・。くわばらくわばら!!
私たちはその方と別れて早々に山頂へと向かう。


分岐点、刀掛の松 案内地図看板の右隅に同行者のO氏が作ったミニ雪だるま、見えるかな。

道の周りにはどんどん霧氷が増えていく、・・・ ということは・・・
写真撮影パチリタイムが増えるということでありまして、登山ペースはまるっきしペースダウン。 
みんなさっきの熊の話なんてどこへやらです。


霧氷は増える。歩くペースは落ちる一方でして・・・。


モミの木の古木にも霧氷

この続きはまた次回に・・。

はたして剣山(1955m)頂上では青空??  
次郎笈(1929m)まで行き着くことができるのか??




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