床暖房 工事記録

低温水式床暖房『うらら』の工事記録サイト

床暖房 パネル工事

2009-02-05 12:11:10 | Weblog
2階の床暖房パネル工事です。

あらかじめ打合せした図面の範囲に床暖房パネルを割り付けていきます。
●床暖房パネルは根太の間に施工します。2階の場合、梁と根太の上端が同じ高さになる箇所がでてきます。
そのような場合は、梁に床暖房パネルを横断することができないため、
床暖房配管を梁の下にくぐらせて施工します。


●梁のギリギリまで配管をします。


●梁下へ配管します。


●銅板を貼り付けて、梁上に少しでも放熱できるようにします。



●LDK部分のパネル工事です。


●パネルとパネルをフレキ銅管で接続していきます。










●寝室のパネル工事です。






ささら板壁 実用化試験

2009-02-04 08:57:39 | Weblog
ささら板(板倉壁工法)の実用化試験を行いました。

この仕様は、3.5寸柱の間に「ささら板」をはめ込み、両面に回し縁を取付けて固定する工法で、
壁倍率4.0の取得を目標としています。




●片側に廻し縁を施し、ささら板をSUSビスで固定します。


●もう片側にも廻し縁を施せば完了です。


●建具や家具にも利用できます。



●一般的な板倉壁と違い、ビスの本数が極端に少なく施工性にすぐれています。


~ささら板の特長~
○ 厚い杉板は新築時より50年、100年と時間が経過するほど強度がまして行きます.
(奈良女子大 疋田洋子氏の「古材の再利用に関する研究」より)

○ 「ささら板」断熱性に優れていますので断熱工事を省くこともできます。
   熱伝導率0.0819【W/m.k】確認試験方法:JIS A1412-1

○ 吸放湿量は石膏ボードの3倍以上あります。
   確認試験方法:JISA1470-1

○ ささら板壁構法は耐震補強金物を使用しません。
大壁方式とを比べて、ビスの使用本数は1/3以下になります。
それだけ資源回収が容易になります。



今後のスケジュール

平成21年3月初旬 公設試験機関において性能評価試験
平成21年7月   大臣認定書交付予定 「ささら板」発売へ