Digital Life

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引き伸ばし機のレンズ2本

2020年06月03日 | LENZ
物置と化した元暗室からモノクロのネガを引づり出してきた時、暗室の中に古い引伸機のレンズがあることは気づいていた。

ここへ来て、それを引っ張り出してきて新しい遊びスタート。
さすがにレンズということで、しっかり箱&ケースに守られたまま救出。それがトップの写真。ケースから出すと....この写真で見えてるよりは随分小さいかも。50mm/F4.5。

何十年も放置されている間の何が功を奏したのか、レンズはオークションでいうところの「新品同様」、曇りもチリもも無い見た目は「極上品」。

引伸機のレンズのマウントはM39。ということは、随分大きさが違うけどこいつのマウントと同じ。M39とL39の物理的な違いは....知らない。結局のところ同じじゃないの??

「こいつ」についてはこちらでどうぞ。

インダスターからL39/マイクロフォーサーズのアダプタを外して、引伸機のレンズに付けたところ。当たり前だけど、全く問題無く付いた。


ということで、アダプタさえ付けば、最近オモチャにされてるE-PM1にも付く。なかなかいい感じじゃない?? ぎこちないかわいさ!?




これでE-PM1で引伸機のレンズが使えるようになったと思ったら大間違い。
引伸機はレンズをマウントごと上下(ネガから見ると前後)に動かしてピントを合わせる仕組みなんで、大きな蛇腹が伸び縮みするようになってる。そんなわけで、見ての通りレンズにはピントを合わせる仕組みが無い。

そんなことは承知の上での実験だったけど....
あわよくば、どこか一点でもピントが合わないかなとの期待は裏切られ、至近距離にも無限遠にも全くピントが合う気配が無い。

安物のレンズとは言え、小さなネガを拡大するんだから、それなりに解像度があると思って楽しみにしてたのに....残念。ちなみに、少し試してみたところ、レンズをカメラのマウント部から3cmほど話したところで、ピントが合ってるような気がする。

ヘリコイドの付いた3cmほどの厚みのマウントアダプタがあれば、E-PM1でこのレンズが使えそうな感じだけど、それではアダプタが大きくなりすぎて、せっかくの小さなレンズが台無し。ということで、今回のチャレンジはここで断念。

6×6や6×7のブローニーフィルムも使ってたんで、それを焼くときの75mmもあるけど....75mm/F4.5。




この2本のレンズ使って、他に面白い遊びがあればいいけど....あろうはずも無い??


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