たらったら♪生活

10年前の子宮頸がん2b放射線単独療法経験日記

今のところ

2006-05-08 | 子宮頸がん経過観察日記

去年はこのブログを始めてがんデビューの2003年を
思い出しながら書き込んでいたので当時の辛さが
フィードバックしたりして少しブルーになったり、
夏には叔母の突然のがん死もあって心境は重かった。

現在2年経過ということで、かなり私自身、気楽だ。
がん治療後、医師から、がんは完全に消失し
子宮はきれいだと言われている。
放射線治療による副作用も生活の質が
落ちるような症状もない。去年の暮れに主治医の
「相当、安心していい状態。この状態から今、転移や
再発の可能性は考えにくい」という自信に満ちた力強い
所見をもらったというのが大きいかもしれない。

本来なら半年に1度の経過観察、婦人科なら3ヵ月くらいに
1度は内診を受けるのかもしれないが私が遠方患者で
私自身が「がんにビビってがん探ししたいとは思わない」と
いうのがある。主治医もこんな私に仕方なく合わせて1年に
1度の診察にOKした。

私のがんへと病変した子宮頸部は予定よりも少ない腔内照射
回数だったというのにこういう結果というのは放射線の感受性が
とても良かったのだろう。発見時に腹部内にも遠隔にも転移
がなかったのはがんに勢いのないタイプなのかもしれない。

放射線を照射することで消えてしまうがんと、がんが逆に勢い
をつけてしまうこともあるそうでその見分けはつかないらしい。
(放射線もけっしていいことづくめとは思えないがそれでも手術や
抗がん剤と比較すれば、楽だ)
主治医も、もし1年の間に腹部リンパ節転移してもこのがんスピード
なら転移が見つかった時の腹部リンパ節照射で押さえられるという
判断をしているのだろう。数ヶ月単位でいきなりの複数遠隔転移と
いうのは考えにくいのではないか。

今、大丈夫なのだから、いつ来るか来ないかわからない先の心配を
していても仕方ない、もったいない。安心して過ごすことの方が
精神的にも体的にもいいと主治医自身もそう思っているので
はないだろうか。      
            (続く..)





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