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HAVE A NICE SHAVE

クラシックシェービングと男性スキンケアのノート

Gillette 7 O’Clock Super Stainless(Green) Dec.24 2017(更新)

2017-12-19 10:42:05 | 両刃カミソリ替刃
五時の影で5枚入り162円
生産国:ロシア


Gillette 7 O’Clock Super Stainless(Green)

国内のブログを巡回してもGillette 7o'clickシリーズの黄箱は良く話題に登るが緑箱は記事が少ないためどのような切れ味がするか興

味があった。
他に黒箱もあるのだが生産国が英国なのでまた剃り味が違うものと想像できる。これもいずれ試してみたいと思っている。
今回は黄箱とどのような差を感じられるかを比較しながら試してみた。
テスト用のホルダーはメルクール33C+RazzarockMr11ハンドル。手持ちに34Cが無いのでハンドルを交換して34Cに近づけてみた。
ヘッド部は同じ設計のヘッドなので、34Cに感覚が近くなっているのではないかと思う。
ソープはMITCHELL'S WOOL FAT ブラシはRazzorock合成ブラシ。これで数日間に渡って試用してみることにした。

1日目
黄箱にとても似て非常にシャープ。感覚的な誤差かも知れないが、幾分剃り跡のヒリヒリ感は黄色より弱い気がする。
替刃によってはひっかき跡のようなヒリヒリが残る替刃があるが、緑箱はそういう感じではなく、メンソール系化粧品を付けた後のよう

な感覚。
黄箱も同じような感触である。剃れ具合としては黄色より若干キレ具合が弱い気もするが、誤差の範囲かも知れない。
概ね黄箱と同じと言える。

2日目
切れ味はRAPIA PLATINUM LAXの下ろしたてのような感じだった。よく切れるのにヒリヒリが鳴りを潜め、非常に快適な感覚。
私は太い髭なので、ついつい追い込んで剃ってしまうクセがあるのだが、ヒリヒリが出なかった。黄箱よりマイルドな分、剃り跡が気持

ちいい。
ホルダーとの相性も良いのか、切れ味の衰えも僅かで非常に使いやすかった。

3日目
前日より切れ味が若干下がったが非常に緩やかなのでシェービング自体に影響するほどではない。
刃当たりは前日と同じ感覚で、シャープかつ滑らか。ASTRAのような滑らかさがあるのに切れ味は上。非常に使いやすかった。
黄箱は4日目まで気持ちよく剃れたので4日目も恐らく大丈夫だろう。後日追記しよう。
また、この段階で強アグレッシブホルダに切り替えても面白いかもしれない。同じく試してみることにする。

4日目
刃当たりに痛みは無いがASTRAより少し切れるかなと言うくらいまで剃り味が落ちてきた。
それならばとシェービングの途中ではあるがホルダーをParkerValiantに変更してみることにした。
ParkerValiantは私の所有するホルダの中で最もアグレッシブなホルダーだ。調整目盛を最大の”6”にすれば、ミューレR41よりもアグ

レッシブになる。
調整目盛を最もマイルド寄りな”1”にして試してみた。この数値でも34Cよりアグレッシブな切れ味だ。
なんと剃り味が復活。初日程ではないが、2日目よりも切れるようになった印象だ。
刃当たりも変わらず、剃り跡のヒリヒリ感は無い。ひょっとしたら今までで最も剃り跡が良い状態かもしれない。
ほんの思いつきだったが、アグレッシブなホルダーにアグレッシブな替刃をセットしようとは今まで考えなかったが、品質の良い替刃な

ら剃り味が落ちた段階で取り替えてみても良いのかもしれない。

5日目
昨日と同じくParker Valiantでシェービング。調整目盛は1(最小)のまま使用。
昨日まで感じていた高品質感は失われ、シャリシャリと盛大に音はするが
あまり効率良く切れていない様子で、ストローク数は増えた。
ただしシェービング後の肌を確認すると髭はきちんと剃れている。マイルド刃という
感じだろうか。ローションを塗るとヒリヒリとまでは行かないが多少違和感がある。
カートリッジ式カミソリを使っていた頃は替刃の価格がもったいないので、この状態よりも
切れない状態で頑張って使っていたのを思い出す。贅沢なったものだ。

6日目
2,3日目の剃り味がとても快適だったのでそろそろ寿命かと思ったが、
他の替刃と比較するときちんと剃れているし、剃り跡の違和感も30分程度で消えていた。
問題なしとしても良かったのかもしれない。今回はどうだろう?

目標であった6日目
切れ味の感覚としてはASTRAの二日目以降の感覚。マイルド刃だと思えば違和感無い切れ味。
シェービング後も特別酷い状況になるわけでもなく、ヒリヒリ感も無い。
ParkerValiantの調整値は順剃りで2,逆剃りを1で使用。
私の場合、替刃の寿命は一般的に言われている半分で消耗してしまうのだが、それを
考慮すると異様に長持ちする替刃だ。海外のフォーラムなどで寿命2週間と書いてあるのを
見たことがあるが、確かに非常に劣化がゆるやかな替刃だ。
目標であった1箱で1ヶ月が達成できたのでここで終了とするが、まだ余力を残している感じだ。
素晴らしい替刃だと賞賛したい。


総評

私は黄箱が若干切れすぎると感じていたので緑箱が丁度いい。特に2~4日目の剃り味は自分にとって理想的だった。
RAPIA PLUTINUM LUXの初日の切れ味がとても好きだったがあちらは寿命が短いのが残念。こちらは似た感覚で数日剃れる。
今回、私の常用替刃ローテーションを変更することにした。黄箱に変わって緑箱に変更しよう。
黄箱より安く寿命も同様であるため、文句なしのスタメン入で私は満足している。
緑箱を使い込んでみて何か気がついた点があれば後日追記することにしようと思う。




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