お金もなく、することも無い毎日
貧困生活は心もすさみます。
何時ものように近所のティンダハンで知人と飲んでいると
「誰か仕事しないか?」と近所に住む知人が話しているので
内容も聞かず「アコ、アコ」とくらいつきました。
「明日朝7時に家に来い」
というのでOK!と返事をしました。
フィリピン人の不思議なのはお金が無くても嫌な仕事は
「こんな仕事は俺の仕事ではない!」と選り好みをする事です。
金が無ければ何でもやればいいと思うのですが...
さあ!仕事です。
彼の家へ行き仕事の内容を聞くと
砂利運びでした。
2トンほどの砂利が公道に積まれているのを路地の奥の彼の家まで運びます。
100m程の距離ですが私一人ではちょっと無理な量です。
これを運び終わったら500ペソが貰えるそうですが...
近所の友人の家に行き2名の仲間を探してきました。
3人でやれば何とかなりそうです。
500ペソは150ペソづつ分けるようにして、残り50ペソで
飲むことを約束して仕事スタートです。
しかしサックは約30キロ程の重さ、めちゃめちゃきついよー!
ひたすら砂利をサックに詰めひたすら運ぶ
汗はだらだら、足はがくがく、とにかく辛い!
近所の知人たちも見に来ます。
「おんごいOK?!」
「おおおぉ~OK」ふらふらです。
何も考えずひたすら同じことの繰り返しです。
うれしいのはおやつと昼食がご馳走になれることです。
連れ3人とここぞとばかり食べます。
夕方6時頃やっと砂利を運び終えました。
くだらないかも知れませんが達成感は最高です。
これで本日の収入150ペソ!
久しぶりにビールだ!!!
レッドホースジャンボを買い3人で乾杯!
うううううううまい!!

次に仕事があるのは何時だろう?