修行中なり

夏に行水という習慣があった

懐かしいな

そもそも行水という言葉に深い意味を感じなかった

なんで行水と言うのか

神事からきていた言葉だった

子供の頃に真夏たらいに水を張り水浴びで遊んだ

冷たくて気持ちの良いものだった

近所の子供みんな素っ裸ではしゃいだものだ

考えてみると人生色々あり常に行を行っているのだな

とてつもない悲しさや悔しさに襲われてどうしようも無い時

何かにすがり教えを聞き生き延びて行く

中には人生儚んで逝ってしまう者

己の人生苦しさばかりと他人を羨み妬み

荒んだ人生を歩みひねくれ者と言われ

己の人生他人のせいにして犯罪にはしる

いや違うこれを修行と捉えますます成長する

痛みを知るほど優しくなれる

辛さを知るほど大きくなれる

日々修行もっともっと大きくなるんだ

身を清め神を敬い今ある己に感謝する