自作にこだわる理由。

家や庭、食べ物に至るまで、出来るだけ自作を目指す生活をしていますが、自作を断念したものもかなりあります。
でも、基本理念は自作と自給自足です。
何でそんな事にこだわっているのか？
最大の理由は「他人のせいにしたくない」からです。
たとえば、ローンを組んで家を新築した場合、まず殆どの場合何らかの不満が出てきます。
「あの窓は」「この玄関は」「外壁の色が」「日当たりが」等々。
また「金利が上がった」「銀行が統合して条件が変わった」等々。
何らかの不満が生まれるものです。
今まで、すべて満足！と言う人を見た事がありません。
食べ物も同じです。
アレルギーになったり、美味しくなかったり。
「こんなはずじゃなかった」って事けっこうあります。
「あの大工が」「あの銀行が」「あの不動産屋が」そして「あいつが！」せっかくの家を駄目にした。
とは、言いたくないからです。
「金を払っているんだから」自分の理想どおりの暮らしがしたい。
分かりますが、何らかの形で他人や企業が介入すれば”理想”からは遠のいてしまいます。
じゃあ、自作なら理想どおりか？と言うとそうでもありません。
自分の才覚次第です。
現に、我が家はよく揺れますし、雨漏りもします。
なかなか窓も階段も入りません。
がしかし、他人に文句を言うことは出来ません。



何しろ殆ど自分でやっちゃってますから、自分の責任で今の暮らしぶりなわけです。
今後は食べ物も出来るだけ自作してゆきます。
ま、不摂生な暮らしをしていますからそんなに長生きは出来ないでしょうが、これからの人生は出来るだけ自己責任で生きて行きたい、と言うのが今の生活の基本的な考えです。
そうは言っても、結構いろんな人のお世話になっています。
お世話になる分には（不満）は生まれません。
「ありがたい」と言う気持ちだけです。
そうこれからは、人にも自然にも「ありがたい」って、思い続けて生きていけたら最高ですね。