3日はユパ、そして今日はリンの3回忌。
今までの子達はどの子も誕生日も逝っちゃった日もろくに何もしてやらなかったけど。
もっとも訳ありの子がほとんどだったので、誕生日すら知らない。
保護された時のユパ。獣医さんに持たないと言われていた。千葉の川べりの家で飼われていてフィラリアの薬もやっていなかった。そのフィラリアが心臓を蝕んでいた。餌も粗悪な物で栄養失調。
見るに見かねて近所の女性が時々餌をやりにいってたそう。
あまりにみすぼらしいので私のシャツを着せた。たった数日でこんなに表情が明るくなった。
獣医さんには過激な運動はさせずウンチ、オシッコしたらすぐ家に帰るように言われていたけどそんな可哀想なことは出来ず、好きにさせた。仮に明日死んだとしてもユパには自由な時を与えたかった。
犬には今しかないんだから。
数か月後には筋肉も程よく付き、毛並みも美しく光り輝くユパになった。
ご近所のTさんに甘えまくるユパ。
こんなに美しいアイリッシュ・セッターは初めて。
腹水がたまり始めた。
5日ごとに中標津まで腹水を抜きに行っていた。でも治療が終わった後ご褒美のおやつももらえるし、先生やスタッフ達にユパちゃんユパちゃんって可愛がられ、何より治療すれば楽になると分かっていたようで車にも嫌がらずに乗り、尻尾を振って病院に入って行った。
最後は食欲もなく体はだるくて仕方がなかったようだ。獣医さんと安楽死の話までいった3日後に悟ったかのように静かに息を引き取った。
だるさや食欲不振はあったけど、痛みは無かったようでそれだけが救い。
最後までマホガニーレッドの美しさ、輝きは失われなかった。
人が大好きでここに来てくれる人たちも、ユパのことは大好きでいてくれた。
2007年の9月9日に我が家に来てほぼ4年。ここにきて2年。何一つ悪戯もせず良い子だった。
幸せだったと思う。
2006年の秋に近所の人から10歳近いイングリッシュ・セッターを押し付けられた。
2世帯にして土地が狭くなったから飼えなくなったと、何とも身勝手な理由で。
10年間1回も散歩したことありませんと飼い主は威張っていた。開いた口が塞がらないとはこういうことを言うんだろうか。
何しろ散歩したことが無いもんでまっすぐ歩けない。いきなり右に左に時々Uターン。翻弄され私は肩を壊した。
柔らかい餌ばかりだったので奥歯が歯茎に埋没していて、カリカリが食べられず、顔の右半分が垂れさがり無表情な子だった。
それが年長とはいえ我が家では一番下っ端になり、他の子にガウガウやられているうちに奥歯が出てきて、垂れ下がっていた顔も
シャキーンとなり、それから5年生きた。
まあ、良く寝る子だった。10年間ろくに動いてなかったので筋肉も無く骨も細く、その代り体は柔らかく器用に狭いところで寝た。
甘えることが嬉しくて嬉しくて、最初のころは良く膝に上がり下ろそうとしてもしがみつきそして「私は可哀想な境遇だったのよ」と言わんばかりに顔をじっと見つめていたっけ。
船橋でもここでもひたすら歩いていた。
広大な中山競馬場の駐車場をフェンスに沿って、ここでは囲いが出来るまで好きなだけ外を歩き回って心配になる頃ふらりと帰ってきてた。
耳は船橋時代からすっかり聞こえなくなっていたけど、その分私達をいつも注目していたな。
結構ドジでUncleBeeが掘っていた井戸やこの家の基礎に落ちる事、数回。
食欲もほとんど無くなったけど。
家の中では一回も粗相しなかった。最後の最後まで自力でトイレに行きたがった。さすがに帰りはスロープは上がれずへたり込むこともあり、シータが心配そうに見守っていた。
病気一つせず穏やかな良い子だった。10年間一回も散歩させてもらえなかったけど、我が家に来てからその何十倍何百倍歩いたよね。
UncleBeeの家造りを見守りながら木陰で気持ちよさそうに横になって、そしてユパと同じように静かに息を引き取った。
15歳。天寿まっとう。
こうやって書いているうちに、いろんな思い出が沸き起こってきて涙が止まらない。
読んではいるのですが、読み逃げしています
私も前に犬を飼っていてその子が死んだときはもの凄く悲しかったです。
でもいつの間にか忘れてしまっていました。
こうやって思い出してもらえるワンちゃんは幸せですよね。
B・Bさんのお宅に来た子はみんな幸せだったと思いますよ。
最後は幸せだったか
ということが大事だと、
私は思います。
2匹に会うことはできなかったけれど、
「今幸せかい?」と
聞くこともできなかったけれど、きっと、
ユパもリンもUncleBee様とB・B様の元で
最後は幸せだったと思います。
やだなぁ~読んでて涙が出ちゃったよぉ~
「よかったね」の涙ですけどね(^^)
我が家に遊びに来てくれたときは6匹いましたよね。
私達も犬達から幸せを沢山〃もらいました。
で、いつ来るの?
ワンちゃん飼ってらしたんですか。犬に限らず動物はほんと可愛いですよね。
生き物のいない生活は考えられませんが、先のことも考えて手を打っとかなければいけない年代になってきています。
思い出すことも供養になりますのでモリリンさんも沢山思い出してあげてくださいね。
2匹ともとってもいい子でしたよ。
7月は犬に関して激動の月でカンタ失踪、この2匹の死、シータ、ハクの参加という月でもあります。
私の生まれ月、まさか関係があるとは思いませんけど。
我が家に来てくれた子達はみんな幸せだったと、そして我が家に限らずちゃんと飼われている子達もみんな幸せだと思います。
なかなかコメントを残せずに…。
夏になってしまいました。
なかなかゆっくり弟子屈にも行けずに…。
ゆっくり遊びに行きたいんです。
BBさんたちのお宅にいるワンちゃん、猫ちゃんは
とても幸せだったと思います。
動物は話せないけど、感謝して楽しかったと言ってたと思います。
こんな時だけスイマセン。
読んでいて、涙が出ました。
ハナと遊んでくれてるかな。。
ことらこそコメントも入れてませんよ。お互い様ですね^^
私の周りでちゃんと飼われている子達はみんな幸せそうな顔をしています。
生前のハナちゃんも可愛かったしコタロ君もタキちゃんもね。
リンもユパも優しい子だったからハナちゃんと遊んでますよ。