15日日曜日に母は退院をした。
モルヒネをうつしか治療の方法がないという絶望的な理由と、胸の
左脇に手を広げたぐらいに広がり突起していく灰色と紫と赤でまみ
れている腫瘍の痛みのために立ったままか座ってしか眠れない母は
病室で3度ひっくり返り怪我をしたという理由だからだ。
それに入院すれば誰しもが願う自宅への憧れも理由だ。
退院してからほとんど私と母は一緒に時間を過ごしている。
嬉しいのは父がとても協力的で父母私で何かあれば笑い、喜び、感謝
するという絵に描いたような無償の愛で埋もれている。
だから3人は今とても幸せ。
今まで私と母のACの角質で家族とは言えなかった。
長女で跡継ぎの私だったがずっと家を出ていた。
母ががんになったことで母は徐々に弱気になり今ではかわいいおばーち
ゃんになったお陰で私が家に帰り家族がまとまったのは皮肉だ。
親戚も母が皮肉を言わず独断で家族を支配できなくなったことを喜び、
うちの家族が幸せなことを喜んでいる。
今まで本当にいろんなことがあった。
母という存在は親戚をも振り回し散々なこともたくさん起こしてきたか
らだ。
で、今朝、母が朝食を食べているときに私に話しかけてきた。
母「今一番したいことは何?」
私「んーばーちゃんの世話。それにじーちゃんの世話もずっとしたい。」
母「そうなの・・・。」
母「今まで生きてきて良かったか?」
私「ん~正直言えば病気で苦しみ、稚拙な思考で失敗してみたりもあるし
素直に今まだ良かったとは言えないけど、死ぬまでには良かったって
思える人になるつもり。」
私「私は跡取りの長女だからどんなに別に暮らしていてもずっと願ってた
ことがあって、それが両親の最後のお世話なんだよね。だから今はと
ても幸せなんだ。」
母「・・・・・ありがとう。・・・ごめんね。」
母が初めて私に謝った。
驚いた。。。
信じられなかった・・・。
ごめんねという母の言葉をずっと願っていた。
思わぬところで聞くことになり今でも信じられない事だ。
母さん・・・・。
こちらこそごめんね。
私「でもね、母さんの子供として生まれてきて良かったと思ってる。
母さん、ありがとう。」
母「ありがとう。」
今の素直な気持ちを伝えただけなんだけどね。
もうちょっとなのかな、ACの卒業。。。
母の葬儀に私は何を思うのだろう。
はい。
モルヒネをうつしか治療の方法がないという絶望的な理由と、胸の
左脇に手を広げたぐらいに広がり突起していく灰色と紫と赤でまみ
れている腫瘍の痛みのために立ったままか座ってしか眠れない母は
病室で3度ひっくり返り怪我をしたという理由だからだ。
それに入院すれば誰しもが願う自宅への憧れも理由だ。
退院してからほとんど私と母は一緒に時間を過ごしている。
嬉しいのは父がとても協力的で父母私で何かあれば笑い、喜び、感謝
するという絵に描いたような無償の愛で埋もれている。
だから3人は今とても幸せ。
今まで私と母のACの角質で家族とは言えなかった。
長女で跡継ぎの私だったがずっと家を出ていた。
母ががんになったことで母は徐々に弱気になり今ではかわいいおばーち
ゃんになったお陰で私が家に帰り家族がまとまったのは皮肉だ。
親戚も母が皮肉を言わず独断で家族を支配できなくなったことを喜び、
うちの家族が幸せなことを喜んでいる。
今まで本当にいろんなことがあった。
母という存在は親戚をも振り回し散々なこともたくさん起こしてきたか
らだ。
で、今朝、母が朝食を食べているときに私に話しかけてきた。
母「今一番したいことは何?」
私「んーばーちゃんの世話。それにじーちゃんの世話もずっとしたい。」
母「そうなの・・・。」
母「今まで生きてきて良かったか?」
私「ん~正直言えば病気で苦しみ、稚拙な思考で失敗してみたりもあるし
素直に今まだ良かったとは言えないけど、死ぬまでには良かったって
思える人になるつもり。」
私「私は跡取りの長女だからどんなに別に暮らしていてもずっと願ってた
ことがあって、それが両親の最後のお世話なんだよね。だから今はと
ても幸せなんだ。」
母「・・・・・ありがとう。・・・ごめんね。」
母が初めて私に謝った。
驚いた。。。
信じられなかった・・・。
ごめんねという母の言葉をずっと願っていた。
思わぬところで聞くことになり今でも信じられない事だ。
母さん・・・・。
こちらこそごめんね。
私「でもね、母さんの子供として生まれてきて良かったと思ってる。
母さん、ありがとう。」
母「ありがとう。」
今の素直な気持ちを伝えただけなんだけどね。
もうちょっとなのかな、ACの卒業。。。
母の葬儀に私は何を思うのだろう。
はい。
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