NHKのクローズアップ現代で「令和の地上げ」特集がありました。
正直不動産でおなじみの夏原武さんをコメンテーターに迎えての番組。
昭和にあった地上げが、形をかえてひそかに令和の地上げとして進んでいる。
最近、昭和ブームのブログを書いたけれど、こういうところも昭和につながるのか?
アメリカのシリコンバレー銀行破綻をきくと、もしかしたら昭和つながりで日本の銀行破綻もあったりして。
山一証券とか思い出してしまいます。
話もどり、令和の地上げなのですが、一番驚いたことが
地上げとか悪いことは中小の不動産会社にやらせて
それを大手不動産会社が買ってマンションを建てているということ!
昔も同じ考えかもしれないけれど、昔と違うのはネットの時代、どこの大手不動産会社が地上げの土地を買ったのかがわかってしまう時代。
結果、高級マンションの影には、なくなく嫌がらせをされてさっていた住民がいるケースもあるのだなぁとわかってしまう。
私が住んでいる街も、やたらと新築マンションが建設されていくけれど、不憫な思いをしている人もいるのかもなぁ。
あと個人的の思うのは、借地っていうシステムは見直した方がいいんじゃないのかしら?と思う。
借地で家を建てても、結局、大家が不動産会社にその土地を売ったりすれば土地を転売することを考えてしまうでしょう。
借家だったら引っ越しですむけれど、家を建てたのに追い出されるのって大変な話だと思います。
借地のマンションもあるけれど、最終的にどうなるんだろうなぁ。
番組でも借地に立てた家が、土地を購入した地上げ屋(不動産会社)から執拗な嫌がらせを受けていました。
行政にいっても、不動産会社の自分の土地なんだからと主張され、手がでない状態だそう。
それでも、借地に家を建てているものの権利が優先されるのだろうけれど、だからこそ嫌がらせをするんだろう。
借りている人間を守るのであれば、嫌がらせをするものに対する法律とかあればいいのに。
ただ、そういうことをするのがホームページも持っている普通の不動産会社だということに驚く。
そして手を汚さずに大手不動産会社が土地を購入していき、新築マンションを建てていくシステム。
やはり不動産業界は怖いなぁって思ってしまいました。