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梅の家

キャンピンカーの旅日記、山登、テニス、認知行動ワークショップ、グリーフケアなどの活動の記録、お知らせ。

就労支援のトップを走るNPOを作った人・・・浅海道子さん

2024-07-08 18:43:08 | 日記

  

 

 私は今、76才、、ここまでの人生で様々な人と出会ってきた。

誰、と選べないが、その中でも特に印象深い方々に登場して

頂いた。一応、「出会いシリーズ」はこれで終わりになる。

 

(浅海道子さん、NPO JACFAの代表)

 

 浅海道子さんはNPO Jacfa(Japan and Canada friendship association )の創業者にして今も代表である。

Jacfaは、今でこそ、就労支援、引きこもり支援、自立支援、孤独女性支援と支援事業を中心としたNPOの色彩が強い。

しかし、そもそもは日本とカナダを繋ぐ友好団体としてスタートしている。

 

 

 浅海さんの親戚にあたる方が日系のカナダ人の宣教師であったからである。

第二次世界大戦後、日本が焼け野原の時、それこそ「飛んで」来て、同胞日本人の支援に当たれられたのである。

青春の若い日のこの出会はその後の人生に強い、影響を与えたようだ。

 

 

 一つクリスチャンになられたこと。二つ目は国際的であること。

今も浅海さんの中に国際化の水脈は流れていて、いろいろの国の人たちがよく訪ねて来られる。

英語が自在に操れようになられたことも、影響の証左かもしれない。

 

 

 それが時代の要請で紆余曲折して、前述したように、様々な支援が中心的な事業になったのだ。

就労支援では長い間、Jacfaが、全国一の実績を上げ、NPOでもトップの「特A」という格付けを頂いている。

JACFAの基本的な理念は、「この地に生まれた一人一人の命の花を精一杯咲かせる」である。

浅海さんが最も大事にしている言葉でもある。

そしてこの理念を一人一人の支援者が現場にて実行した結果として「特A」というランクがある。

 

 

 私もJacfaの理事の一人であり、様々な支援の担当もしてきた。

そうした立ち位置から見えてくるのが、浅海さんのリーダシップである。

今日的な問題が、例えば「コロナ禍における孤独女性の支援」というものが内閣府を通し、予算と共に、地方行政に降りてくる。

 

 

 行政側も経験がなく、どうしていいかわからない。

そういう時、真っ先に相談するのがJacfaの浅海さんである。

基本、浅海さんは、「NO」とか「出来ません」という言葉は少ない。

 

 

 多いのは、どの場面でも「YES」というポジティブな言葉であり、

しかも決断が速い、リスクテイクもされる。

私は浅海さんのリーダシップの源泉にはこのポジティブさと決断力、リスクテイクがあるように思っている。

 

(メタバース、相談者が仮想空間での別の人物になる! これを相談業務に取り入れた)

 

 更に進取性、新しいものをどんどん取り込んでいく、

その代表的なものがメタバースである。

ご自身も80近い年齢でありながら仮想空間、

メタバースを自由に駆使される。その力はどこからくるだろうか!

 

(人前で「自分を晒せない」、という人には朗報!)

 

 

(左奥の3人の方は、確か、福岡県議会の重鎮)

 

 

 また特筆すべきなのが豊富な人脈である。

それこそ、国会議員から行政府の役人、民間の友人・知人、大学OBOGと挙げればキリがない。

例えば、Jacfaの立ち上げからの「同志」ともいうべき方は国立大学の特任教授であり、

(左から、浅海さん、中央はメタバースの第一人者か? 右端は林さん

山口大学特任教授、夫は、林官房長官)

 

 

 その夫である方は、政府の要職として活躍しておられる。

これも多様な人脈の一つである。

また、外国人にもネットワークがある。

 

(中央、ウイグル族のGさん、日本で医師免許を取得する予定。浅海さんの紹介で

私も知り合った。写真は私の地元、大川で撮った。中々の美人)

 

 

 例えば、日本で医師免許を取ろうとしているウイグルの女性の支援がそうである。

また私との関係で言えば、キリスト教信仰を共にする「信仰の友」でもある。

こうした豊かな人脈がどうしてできるか、

観察していると、壁を作らずとても心がオープンであること。

また、作った人脈のメンテナンスやフォロー、こうしたことから人脈の広さと厚みが出来ているように思う。

 

 

  さて今日、日本社会は先進国の中でも、女性の管理職の割合が非常に低いと言われている。

しかし、現場で浅海さんに仕えてみて、視野の広さやコミュニケーション力、

決断力、柔軟性、実行力など、男性の管理職と比べ、何一つ劣るところはない

 

 

 

 むしろ気配りの細やかさなどは男性よりも遥かに優れている。

つくづく、浅海さんと仕事をしてみて、経験を積み重ねれば男も女もない、

優れた女性は優れている」、と痛感させられた。

そういう経験から、活力ある日本社会にしようとするなら、

積極的な女性活用がとても大事だ、と思わされている。

 

 

 

 


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