品格のない社怪学好きによる「あることないこと」雑記帳

趣味は温泉と映画、two wheelerのあることないこと・ないことないこと「つれづれ日記」

豊饒の秋 イーハブドリ

2008年10月08日 | about 食い物
 すでにイーハブドリの収穫の盛期をすぎて秋まっさかり、知り合いの「イーハブドリ」栽培農家に闖入、出荷は終わっているものの園芸試験場の大迫試験地でも試行してた「垣根仕立て」のモデル農家、スガワラさんちに。
 こちらでは、夫婦そろって長野や山梨の先進農家も視察、少し前には本場ヨーロッパのぶどう農家にも研修に行ってた。

 生食が主体のニポンではあるが、本場ではワインに加工することで付加価値を付ける。原材料を生産するだけでは、保存もきかず流通にものれず安く買い叩かれるだけ。ジュース用のリンゴなんぞまるで安い。大粒に見事に仕立てて銀座の1,000匹屋の店頭に並べば1個1,000円にもなる。

 それはさておき、この「イーハブドリ」は・・・「イーハトーヴ」と「ブドリ」の造語なのはそのとおりだが、果汁も豊富、お味はジューシィ・フルーティかつその甘味ときたら甘美(単なるダジャレ)

 もともとは「紅伊豆」という品種だが、もう20年も前から栽培方法に工夫を凝らして品種改良し雨よけ栽培。ロットも少なく輸送中に実がこぼれがちで遠距離への発送にはあまり向かない。

 熟したブドウに円熟の美女二人、30年後には円熟してくれるであろうまだ青い期待の新人のきれいどころがおひとり・・・既に出荷の終わった圃場で貴重な数房を堪能シマシタトサ。どんとはらい。



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