昨日の夕方
父を迎えに
飯山に行った
千曲川にかかる
この赤い橋の景色は
父との思い出の景色でもある
父が仕事で頼まれたとかで
千曲川と橋
を
テーマに
長野市から栄村までの
橋の風景を撮るのに
くっついていったのは
小学生の頃
(仕事でといっても素人写真)
ここの橋の風景が一番好きだ
と
意見が一致した
高社山をバックに
カーブする千曲川
川面に映る赤い橋
しかし
その写真たちは
結局使われることはなかった
たぶん、、、
ギリギリまで放置して
思い立ったら
ノリノリで撮影したものの
あんまり遅いから
頼んだ人が
待ちきれなくなったに違いない
そういえば
その頃
川沿いの道は狭くて
車に乗せてもらうと
「いいか、
すれ違いの場所があるから
向こうから来るのが見えたら
先に着いた方が
そこで待つように!
そうすれば
お互い困らないんだ」
と
運転のマナーを教わった
他にも
チェーンの装着とか
バックのこつ とか
駐車の方法とか
ギアチェンジについてとか
知らない道の走り方とか
カーブの位置どりとか
急坂のマナーとか
運転の極意を…
小学生なのに…
二輪より車の運転を
早くやりたかったのは
こうして
ちょっとずつ
伝授されてたことを
試したかったからかもしれない
わたしは
今も
車の運転が好き
免許とる前の適性検査?で
あり得ない点数を取ったとかで
教官たちが わらわらと
みんな見に来られた
父の伝授の賜物かもしれない
ハードルが上がって
免許とるのが大変だったのは
言うまでもなし
飯山に入ると
菜の花が花盛り
そういえば
GWは
飯山の菜の花祭りだった
今年は花が早くて心配されていたが
ちょうど見頃になっていた
かつての母校
今は建て替えられ
統合されて
名前を変えた高校の前を通り
国道に出ると
国道沿いの菜の花も
きれいだった
菜の花の向こうは
千曲川
おかげで
迎えに行く先を通り過ぎて
大関橋まで行ってしまった
Uターンしたら
今度は
高社山をバックにした
菜の花が
こうしゃざん
たかやしろ
たかいふじ
いろんな呼び名がついている
ふるさとの山
小学校も
中学校も
高校も
校歌にその名が出てくる
里の鎮めとそそり立つ
高社(こうしゃ)の山の朝ぼらけ♪
……小学校
うるわしき♪うるわしき♪
青山なみを垣根とし
西 妙高の雲の峰
南 高社(こうしゃ)の青嵐
……中学校
……
緑色濃き高社(たかやしろ)
山はいよいよ神さびて
立てる姿を写すなる
千曲の川に行く水は
永久に(とわに)流れて空ひたす
越の海とぞ成りぬなる
…高校
高校の校歌は
4番まで
全部メロディが違って
やたら長かった
いまだに
歌えることに驚き
ちなみに
umeの ふるさとは飯山ではない
小学校も高校も
統合されてしまった
校歌も
もう歌われることはない
ふるさと の春は遅い
我が家は新緑
やぶ椿も咲きました