結果は15着と大敗でした。
スタートは普通に出ることができましたが、加速がつかずに中団から徐々に徐々に後方へ。
馬群とはかなり離されて直線に向かいましたが、最後までエンジンが掛かることはなく、勝ち馬とは4秒も離されたブービー負けでした。
ひと追い毎にトーンが下がっていましたから、厳しい競馬になるだろうとは予想していましたが、前日夜間の前売りでは一時的に一番人気となり、

最終的にも8.1倍の4番人気。
おそらく周りも使いつつの馬ばかりで、メンバー中ではまだマシな血統背景と外国人ジョッキーということで人気を集めたのでしょう。
でも、パドック周回を見ていた限り、太めではあったものの、馬っぷりは確かに悪くない。
ここまで大敗するレベルではないと思うのですよね。
ただ、気になったのは前捌きでして、周回中はそこそこ前肢が出るのですが、騎乗すると途端に前が出なくなるんです。
実は育成中からずっとそのことが気になっていて、全体的に筋肉が付ききっていないからだろうと育成初期の頃は思っていたのですが、一年経って今に至っても変わりがないということは、こうした歩様なのか。
キャンターに入るとそこまでの捌きの硬さは見せないとはいえ、フットワーク的に推進力に欠いてしまい、時にスピードの必要な芝ではキツいのではないかと。
ビュイック騎手のコメントにもあるように、走りに集中できていなくて進んでいかないというのはもちろんあるにせよ、それだけではないのかなとレースを見て感じましたね。
少なくとも芝よりはダート。ダートでも1200mよりは1400m、1600mと少しでも伸ばしていけば...少しは希望が見えるかも。
だけども、ただ条件を変えただけで一変するほど甘くはないでしょう。
やはりレースを覚えて、力を出しきれるようにならないと。
厳しい結果ですし、正直収穫らしい収穫のなかったレースでしたから、ここから勝利まで持っていくことは簡単ではないはず。それでもレースにて格好をつけられる馬ではあると思うんです。
諦めたら終わり。
たくさんある宿題を一つ一つ片付けていける馬であると信じて、これからも温かく見守っていかなきゃです(^^)/
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