私は今から10年程前に栃木の自治医科大学病院(東京からだと片道2時間超かかります)にて減量手術を受けました。この手術を受けるまでかかりつけ医の指導の下減量に務めましたが思うように減量出来ない為手術を受ける決断をし、かかりつけ医の紹介状を書いてもらい受診しました。
この手術自体元々私が自治医科大学まで手術を受けに行った当初は先進医療の対象でしたが、昨年凶弾に倒れた安倍さんが当時総理大臣をやっており彼が提唱したメタボ健診のお陰で受診途中て健康保険の対象となりましたので、自己負担は20万円弱だったかと記憶しています。今では保険適用になり手術する病院は殖えているかも知れませんが、中々手術は行わないかと思います。自治医科大学病院では手術は年齢制限があり50歳以下でないと手術は行いません。医師は安易な手術の受診(単なる肥満→安易な減量手術、直ぐにリバウンドする為かと)を嫌い、(色々と医師の指導でも減量出来ない場合のみで、肥満は病気の原因になる為最後の手段です)手術前にやる気を見せる意味でまずは1週間で10KG減量するよう言われ、飲まず食わずで何とか10KG減量しました。手術の名称は、胃のスリーブ状切除術で、腹腔鏡下で上下の胃の入口出口は残し、外側の余計な容量の胃(容量1Lぐらい)の削除を行いました。北斗の拳のケンシロウではありませんが、胸には腹腔鏡手術の傷が今でも有ります。(汗💦
執刀医からはちょうどバナナ一本位容量を残す手術と説明を受けました。夏に手術を受け術後半年たった年末には50kg減量してました。(130KG→80KG)
健康な胃を手術する訳で
手術後2日間は集中治療室で地獄のような苦しみを味わい、痛み苦しみのあまり医療用のモルヒネを最大量投与されたぐらいのため、あの苦しみを思うと他人にはお勧め出来ません。手術では胃の容量を減らすのみで、他に脂肪を吸引等は行いませんでした。手術後は特に食事が出る訳でもなく、傷や痛みが癒えれば退院です。手術により食事量が必然的に減少する為、接種エネルギーを補う必要があり、体の脂肪や筋肉等が消費され痩せるのが減量のからくりだ。運動は全くすることは無く、日によっては何もしないのに朝から夕だけで体重が3kg減量した日もありました。退院当初は食事量のコントロールが出来ず、食べ過ぎた場合は良く吐いてました。普通に販売されているお弁当は、一回の食事で1/3しか食べれず、一個買うと1日持ちました。この食事量は死ぬまで変わらない為あまりお勧めは出来ないですね。(手術前は正にフードファイターの如く食べてました。例、ラーメン二郎で大は楽勝で、酒は殆ど酔わず底なしでした→今ではラーメン二郎ではミニがやっと、酒は全く飲まなくなりました、基本的に食欲は有りません→今年の初めに処方薬の抗生剤の副作用で吐き気が止まらず1週間何も食べれなかったのですが、元々食欲が無かったので楽でした)体重は前後しますが有る程度の体重はキープしています。
減量した為体型も変わり、洋服は殆ど作り直すか買い替えました。(例、3L→lかM)
因みに生命保険の医療特約で手術に対して保険金が出ました。退院後に半年毎に通院致しましたが、始発で出ても、帰りは夕方で正に1日仕事?です。(滝汗💦
今では食事をしていても、ある程度食べると箸が停まります。それ以上は食べ過ぎ何だね。正に体が覚えているのかな?実際に食べ過ぎると、苦しくて吐くしかないorz
逆流性食道炎は頻発しますし、胃薬は手放せません。
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