浮間小学校の校庭に広がるビオトープ(動植物が棲む里山)の一角を占める「うさ山」に、ニセアカシア等の外来種の植物が入り込んで伸びてきたので、在来種の植物を守るために、学校職員、棚田ボランティア、おやじの会と子どもたちが協力して、刈り取ることになりました。
朝9:00に校庭に集合し、おやじの会メンバーも7人ほど集まりました。
ノコギリやカマを持って「うさ山」に入り、先生の指示に従って外来種の草や木を刈り取っていきました。うさ山にはいろいろな生き物が棲みついていて、草取りをしていると、バッタやカマキリ、カエルなどに出会いました。
刈り取った草や木は、ゴミ袋につめて捨てることにしたのですが、ニセアカシアは成長がとても速いようで、背丈も太さもずいぶん大きくなっており、袋に詰めるために葉っぱと枝に分けて、枝を短く切る作業も行いました。
刈り取った草の山の中からは、カマキリが出てきたり、いも虫が出てきたりして、キャーキャーいって逃げる子どもたちもいました。
みんなで力を合わせて一生懸命に作業したおかげで11時頃には全ての作業が完了し、雑草がぼうぼうに生えていた「うさ山」がちょっとすっきりしました。
この日は朝から快晴で、9月の中旬というのに30度を超す真夏日になり、みんな汗だくになりましたが、学校職員の方が冷たいお茶やアイスを差し入れしてくれたおかげで、熱中症にもならずに楽しく作業できました。 学校の先生方、棚田ボランティアの皆さん、おつかれさまでした。
「うさ山」からちょっと離れたところにある棚田「うきうき たな田」には、稲穂が豊かに実り、子どもたち&棚田ボランティアの皆さんが作った「かかし」も並んで、里山の風景を形づくっていました。これからも子どもたちのために協力して浮間小学校の豊かな自然環境を守っていきましょう。
さかいの