啓蟄を過ぎてゴソゴソと蠢き始めたやつがれが、ぼちぼち西国三十三所巡礼の旅を再開した。
桜だよりがちらほら聞こえるポカポカ日和に誘われて第三十二番札所、観音正寺を訪ねた。
JR能登川駅から近江鉄道バスにゆられて12分観音寺口で下車。結神社境内から続いている裏参道を登ること45分。立派な金剛力士像がお出迎えしてくださる。一礼して本堂へと進む。般若心経を唱え写経文を納めて御朱印をいただく。ちょうど30箇所目の巡礼となる。
参道に案内の立て札あり。矢印とともに格言が記してあり、チクリと説教されているように感じる。
あまり食べ物にたいして文句は言わないほうだが、他人様よりは偏食気味なやつがれにとっても胸に沁みる一文だ。
今のこの国のリーダー、身近にたくさんのお友達を配しているが、失言やら迷言がやたら飛び出す。
あえて友を見なくても分かる部分も多いが。
西国三十三所巡礼の旅も残すところ三箇寺。当初の目標である「60歳までに」は達成できそうだ。
備忘録としての巡礼日記もあと数ページで完結となる。
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