うちのうにねこ

そこら辺にいるタダのパラサイトシングルと、同居猫のお話。

魔界転生

2011年08月02日 20時12分31秒 | うちのうにねこ

昨日のお話。


陛下と清さんが居なくなってから、落ち着きがなくなったこの男。

 

「探しに出るから早く外に出すのだ」

 

気が済むまで探してきてください。


で、私用があって、Skypeでriderさんと通話してたんですが・・・・。

30分くらい経った頃でしょうか・・・・。


「おわー!おわー!」と、鳴き声が。


「ああ、殿下のお帰りかぁ」


と、いつもの様にスルーしていると、うちの母が・・・・

 

「ちょっと!ちょっと!あんた!ちょっと!あれ!」

 

くだらないコトで大袈裟に僕を呼ぶのが母の癖。

またどうせつまらねぇコトだろうと思って部屋から出ると・・・。

 

殿下が白黒猫を連れてきてました。

白黒ハチワレの痩せっぽちネコです。


あんまりにも埃まみれでちょっと酷い状態だったので、風呂で洗って、タオルドライで乾かすと・・・・

 

「風呂役、大儀であった」

 

・・・・・・陛下?

 

「食事がしたいのであるな」

 

いやいや、確かに陛下は僕の膝の上で大往生して、荼毘に付して、清さんと同じ墓所に納骨したんで、陛下の筈がありません。

 

「どうでも良いから、さっさと食事を供するが良い」

 

いやいや、それは構わないんですが、アナタはどこの誰??

 

「細かいコトを気にするようでは出世せぬぞ」

 

いや、だから誰?

 

「気にするな、ここに住んでやるから嬉しく思うが良い」

 

そこ、陛下の玉座だったんですけど。


結局、居着いてしまいました。

外傷無し、去勢されてます。

性別は♀、陛下よりは体重が軽く、2.0kg程度。

獣医さんにも診て頂きましたが、健康そのもの。

カラーリングはうに様そっくりのタキシードにソックス。


再度riderさんとSkypeでカメラ通話して見せると、riderさんも絶句。


色々話をして、魔界転生したものと考え、継続して「うに」と命名。


帝国再起動です。

殿下、次は清さんの魔界転生を探してきてくだされ。

 

「オイラ、探してくるよ」

 

・・・・あんまり無理しちゃいかんぞ、殿下。

 

家族とriderさんが証人の、嘘のような本当の話。


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