３月３日は女の子の健やかな成長と幸せを願う桃の節句「雛祭り」
今回は、様々な「雛の世界」を楽しめる遠山記念館に行ってきました。埼玉県比企郡川島町にある遠山記念館では毎年２月～３月の期間に、「雛の世界」が開催されており、様々な種類、形式の珍しい雛人形を見ることができます。
遠山記念館は、川島町出身で日興証券の創立者でもある遠山元一氏が生家の再興と母の安住の住まいとして、２年７ヵ月もの年月をかけて昭和11 年に建てられました。この建物は東棟・中棟・西棟の構成からなり、それぞれ数寄屋造りや書院造りといった趣向の異なる造りを当時最高の建築技術と、全国から集められた銘木をふんだんに使用して、各部屋に趣きのある空間が演出されています。
また手入れの行き届いた日本庭園もあり、建物と庭園が見事に融合した素晴らしい空間が築かれています。( 現在は登録有形文化財に指定) その中棟にある遠山邸の大広間では、十畳間の座敷いっぱいに豪華な遠山家の雛壇飾りが展示されていました。
私が訪れた時は、ちょうど係の方が詳しい説明付きでご案内して下さいました。来年は、皆様ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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