『生前退位-天皇制廃止-共和制日本へ』堀内哲 編/第三書館

昨日、ジュンク堂で買いました。
前から買いたかったけど、普通の本屋さんではなかなか売ってなくてね。

この本の帯にも書かれていたように、堀内さんは21世紀末の日本は共和国になっていると予言しています。
あと、天皇制廃止の予言といえば、インターネットでは次の天皇（今の皇太子）がラストエンペラーになると予言した情報もあります。予言は主に占いや皇室の儀式との関係、聖書などに基づくもので、科学的根拠には欠けるが、皇室という現代社会にふさわしくない封建的制度の終焉に期待感も感じます。この予言が現実となれば、私が生きている間に天皇制が廃止されるという計算になりますね。

あとは世論次第ですね。天皇制は時代にそぐわないとして共和制を支持する人が多数派になるかどうかが問題です。海外の動向（君主国が共和制に移行するかどうか）も日本に影響を与えることでしょう。君主国では残念ながら共和制支持者の割合より君主制支持者の割合が高い傾向が根強いようです（オランダやイギリスはそうでした。参考:英語版ウィキペディア「Republicanism in the Netherlands」、「Republicanism in the United Kingdom」）。2014年に共和制移行を求める大規模デモが起こったスペインでも近年までの世論調査の結果は王制支持者が多かったが、2018年の世論調査では王制支持者と共和制支持者が拮抗しており（参考:英語版ウィキペディア「Republicanism in Spain」）、近い将来共和制になる可能性が高いとも考えられます。

#共和制日本へ