【とくダネ！】「インスタ映え」で観光地迷惑も

2017年ヒット商品ランキング1位は「インスタ映え」。しかし、観光地が人気のインスタ映えスポットになったことで迷惑行為をする人が増えて問題になっている。

阪神大震災からの復興を記念して建てられた「BE KOBE」のモニュメント。モニュメントの上に登ったり、文字のすき間に入って写真撮影する人がいて問題になっている。モニュメントに登ることは禁止されていて、注意事項も書かれているが、無視して登る人が後を絶たない。

山口県の角島と本土を結ぶ角島大橋。そこでは車道の真ん中に立って写真撮影する観光客が後を絶たない。車道に入って立ち止まる行為は禁止されていて、法律により罰せられることを警告する看板もあるが、それでも車道の真ん中で写真を撮る人が後を絶たない。また、違法な路上駐車も多い。さらに、橋の途中にある非常停止帯は、車が故障した時などに止めるための場所で、緊急時以外は止めてはいけないのだが、そこを写真を撮るための停車場だと勘違いして、止めて写真撮影する人も多い。

京都市嵐山の野山踏切では有名人の写真を撮ってブログにアップされたことが物議を醸した。それがきっかけで新たな問題が発生。線路の中に入って写真撮影する外国人観光客が後を絶たなくなる事態に。線路の中に入る行為は法律で禁止されている。しかし、出身国によっては踏切板が下がってなければ入ってもいいという感覚があるようで、それが問題だ。

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