セッティング完了 2020-10-02 14:24:41 | Weblog サドルの加工、調整して作業終了です。 もちろんフレットの調整、ナットの調整も同時に行ないました。今回のお客様には、サドルの高さがギリギリになるのでスーパーチップの装着もおすすめして、象牙のスーパーチップも追加しました。これでサドル部分の弦の角度がしっかり確保出来るので、弦圧も問題なく弦の振動がしっかり伝わります。この様な作業は楽器の状態によって様々な方法がありますが、ギターにとってナットやサドルは重要な部分なので皆様も一度調整してみたらかなり違うと思います。
セッティング その2 2020-10-01 12:52:43 | Weblog 塗装作業が完了です。こちらの楽器はサドルも新しいパーツに交換します。オーナー様が以前に自分で削って少し弦高を調整したりしたようで、サドルの状態があまり良くなかったので、新しいパーツにします。この様に、オールドの楽器やユーズドで手に入れた楽器は前オーナーなどによってサドルやナットが加工されてるものもけっこうあります。きちんと作業されていれば問題ないですが、ここは弦の振動すなわち音を楽器に伝える大切なパーツなのでかなり大切なところです。こちらの楽器は2000年製の楽器なのでそれほど古いものではありませんが、もっと古いオールド楽器などのサドルを作る時は、素材の獣骨もそれなりにシーズニングしたものを使用することもあります。さて、これから新しいサドルを加工して仕上げます。つづく………