心の友だち

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心身をリラックスさせる!~ 自律訓練法

2016-09-09 19:55:10 | 自律訓練法 (心身のリラックスのために)

今まで筋肉の力を抜いてください、とか、筋肉を硬直させないことなどと
述べてきましたが、「どうすればいいの?」という疑問が湧いてきている
かもしれません。

今回から自律訓練法をご紹介します。

この方法は、本来自分の意志ではコントロールすることができないもの
とされている自律神経を自己暗示によって操作しようとするものです。
自己催眠術とも呼ばれます。
自分で自分に催眠術をかけるという意味です。

第一段階では、筋肉の緊張感をなくし、身体をリラックスさせますが、こ
れはもっとも簡単なもので、だれでもすぐにできるようになります。
まだ、自律神経を操作する入口の段階です。

第二段階では、体温を高めます。
これ以降、自律神経の領域に踏み込んでいく度合いが高まり、自己暗
示との関連も大きくなります。

第三段階では、心臓の鼓動をゆっくりにします。

最終的には、痛覚がコントロールできるようになり、麻酔なしで、意識を
保ったまま、手術ができるようになるようです。ヨガの行者が、腕に太い
針を指している写真などが掲載されていたりしますが、そうしたレベルま
で深めることも可能です。

でも、普通はそこまでの必要はないと思います。
心臓の動きをコントロールできる段階までいければいいのではないでしょ
うか。人前に立った時、心臓がドキドキしてきますが、もし鼓動が速くなら
ないようにできたら、あがることもなくなるはずです。

(補足)
心臓の鼓動をコントロールするのは危険を伴うのではないかという疑問が
あり、なかなかご紹介できないでいます。それは、心臓という臓器がとても
重要でデリケートだからです。心臓に疾患のある人は絶対にやらないでほ
しいですし、健康な人でも心臓の動きに異常をきたす恐れがないとは言い
きれないからです。
第二段階の応用までマスターするだけでもかなりの効果があると思うので、
今のところ、そこまでを確実に体得してください。
(それでも1年以上はかかります!)

次回から第一段階の説明に入りたいと思います。


* この記事は、『心身をリラックスさせる!~自律訓練法』(2015・12・08)
を加筆・訂正したものです。




 


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