心の友だち

人付き合いが苦手な人のためのブログです。
コミュ障・吃音・赤面・あがり症などで悩んでいる方はご訪問ください。

あるがまま~森田療法(3) 横になることの大切さ!

2016-09-05 11:35:31 | あるがまま・森田療法

布団に横になって寝ることは、さまざまな病気に有効な方法です。
病気で入院することの効用は、日常のストレスから開放され、心身ともに
リラックスできるからという面もあります。医者の中には、「薬は必要ない。
ベッドに横になっていれば治る!」という人さえいるくらいです。

神経症というのは、もともと神経質(森田神経質)な性格だった人が、職場・
学校などの過度のストレスに耐えられず、それがさまざまな精神的・身体的
症状となって現れてきたもののようですから、まずは、そのストレスから離れ、
心身をリフレッシュするというのは、理にかなっているのではないでしょうか。
そして、その方法としては、布団に横になるというのが、簡単であり、かつ、
効果的であると思われます。
悩みを抱えている人は、その悩みのために、脳の神経がかなり疲れていま
す。その疲れを取るには、後頭部を下にして目を閉じるというのが良い手段
であるのです。(目の神経もかなり疲れています。)

この「脳の神経の緊張過多!」というのを忘れてしまいやすいので注意が必
要です。その緊張が、視神経の緊張となり、発音筋の硬直となり、顔面のこ
わばりなどになっていくのです。
そのことを考えずに、たとえば吃音の場合、発声練習を一生懸命やったり、
発音筋の硬直を取ろうと頑張ってみても、おおもとである脳の緊張をそのま
まにしていたのでは効果は期待できないのです。
「脳の神経をリラックスさせること!」これがもっとも重要なのです。

悩みを抱えている人の表情を見てごらんなさい。
にらみつけるような怖い顔をしています。
自然、人は離れていってしまいます。

ストレスから解放され、リラックスしてくると、笑顔も出て来るし、多少いやな
ことを言われてもサラッと受け流せるようになってきます。
神経症に限らず、切れやすい性格の人にも効果のある方法です。

できるだけ時間を作って、横になる習慣をつけましょう!


* この記事は、『あるがまま~森田療法(3)寝ること』(2015・12・07)を加筆・
訂正したものです。




  


コメントを投稿